「了解いたしました」は失礼な表現なのか? 国語学者の見解に賛同の声 By - grape編集部 公開:2016-06-14 更新:2016-06-14 日本語 Share Post LINE はてな コメント 国語学者で、『三省堂国語辞典』編集委員を務める飯間浩明さんが「了解いたしました」という言葉の使い方について、ツイートし話題となっています。 「了解いたしました」は失礼な言葉ではない この了解という言葉には、本来、このような意味合いがあると言われています。 了解は、本来上位の権限を持つ者が下の者へ、その行動を許すといった意味合いで使われるもの 目上の人間に対して、了解という言葉を使うことは失礼に当たる 目上の人間に対しては了解ではなく「承知しました」「かしこまりました」を使うのが正しい しかし、飯間さんは今回、このような見解に疑問を投げかけるようなツイートをしています。 「了解いたしました」がべつに失礼ではないという話は以前にもしましたが、あまり誤解は解消されていないようです。改めてまとめを作りました。不必要な軋轢(あつれき)がなくなることを願うばかりです。 pic.twitter.com/lJKeoRhnmL— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2016年6月12日 多数の賛同の声が この投稿に多数の賛同の声が上がっています。 内容より形をこだわる日本人らしい議論 @IIMA_Hiroaki @itoi_shigesato 内容より形をこだわる日本人らしい議論です。業務連絡は内容と誠意が伝わればいいはずなのに。何の利益も生まないところに気を遣い合って疲弊したくない、とある学生の本音です。— こんのさん (@bobobobbin) 2016年6月13日 悪意がないならそれでいい @yu_honesto @IIMA_Hiroaki 失礼なことを言われた時、果たして相手は自分に対して失礼なことを言おうとして悪意を持って言ったのか、そうでないのか。人間にはそれを考える頭があります。悪意がないならそれでいいじゃないかと思いますね。— うおとら (@bfishtiger) 2016年6月12日 相手が使っても怒らないであげて また、飯間さんは次のように続けています。 「了解いたしました」の話、「失礼でないのは分かるが、自分は使いにくい」「使わないほうが無難」といったご意見もありました。自分が使いたいかどうかは、問題の中心にしないでおきましょう。主張はごくシンプルで、「『了解いたしました』を相手が使っても怒らないであげて」ということです。— 飯間浩明 (@IIMA_Hiroaki) 2016年6月12日 確かに、自分が好んで使わない表現を相手がしたからといって「その言葉は失礼だ」と決めつけるのは、ちょっと違うかもしれません。 心にしまっておきたい提言 @IIMA_Hiroaki 自分の好まない表現を使ったからと言って、不快な思いをしないと言う提言は、心にしまっておきたいですね。 私は、「了解しました」よりも「承知しました」派ですね。接客業務が仕事ではないのですが、今後は注意したいです。— 妖狛イヌ (@walthersps99) 2016年6月12日 語彙を増やすことが経験値アップに @IIMA_Hiroaki 私は「了解」と言われても不快には感じませんが、自分から目上の方に返信する際は「承知しました」、同僚または目下に向かっては「了解です」を使い分けています。好むと好まざるとに関わらず、語彙を増やすことが経験値のアップに繋がると考えます。— パパぱふぅ (@papa_pahoo) 2016年6月13日 やはり、社会人にとっては非常に身近で、気になる正しい言葉の使い方。 語彙(ボキャブラリー)を増やし、経験値を高めるという意味では、さまざまな言葉の意味や使い方を知ることが大切なのかもしれませんね。 出典 @IIMA_Hiroaki/@bobobobbin/@bfishtiger/@walthersps99/@papa_pahoo Share Post LINE はてな コメント
国語学者で、『三省堂国語辞典』編集委員を務める飯間浩明さんが「了解いたしました」という言葉の使い方について、ツイートし話題となっています。
「了解いたしました」は失礼な言葉ではない
この了解という言葉には、本来、このような意味合いがあると言われています。
しかし、飯間さんは今回、このような見解に疑問を投げかけるようなツイートをしています。
多数の賛同の声が
この投稿に多数の賛同の声が上がっています。
内容より形をこだわる日本人らしい議論
悪意がないならそれでいい
相手が使っても怒らないであげて
また、飯間さんは次のように続けています。
確かに、自分が好んで使わない表現を相手がしたからといって「その言葉は失礼だ」と決めつけるのは、ちょっと違うかもしれません。
心にしまっておきたい提言
語彙を増やすことが経験値アップに
やはり、社会人にとっては非常に身近で、気になる正しい言葉の使い方。
語彙(ボキャブラリー)を増やし、経験値を高めるという意味では、さまざまな言葉の意味や使い方を知ることが大切なのかもしれませんね。