祖母が仏壇に残した絵巻 孫の『ウルトラマン』怪獣を水彩で描き続けていた
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- 出典
- @TAKUM78






子供の頃から特撮テレビドラマ『ウルトラマン』シリーズが好きで、ファンアートを描いているULTRATAKU(@TAKUM78)さん。
父方の祖母の仏壇を掃除していたところ出てきた絵巻を、Twitterに投稿しました。
仏壇の奥から出てきた、祖母の絵日記
それは、晩年に水彩画が趣味だった、祖母の絵日記的な作品で…。
たくちゃん
リックに怪獣たくさん詰めこんで
バァバに教えてあげると
聞いても右から左
二人で大笑い
幼い頃、『ウルトラマン』シリーズに登場する、エレキングやパンドンといった怪獣のフィギュアをリュックに詰め込み、祖母の家に行った投稿者さん。
祖母にフィギュアを見せながら説明したものの、怪獣の名前が難しかったのか、なかなか覚えられずに2人で大笑いをしたようです。
それでも祖母は、孫が大切にしている怪獣たちを丁寧に水彩で描き残していました。名前は覚えられなくても、孫が夢中になっているものを一緒に楽しもうとする姿勢が、絵の中ににじんでいます。
「うらやましい」と電話していた祖母の想い
母方の祖母が怪獣に詳しかったため、父方の祖母は「たくちゃんが好きな怪獣があまり分からないから、うらやましい」とよく電話していたとのこと。
分からないなりに、孫と向き合っていた祖母は、投稿者さんが小学5年生の時に他界しました。
親族で絵を描くのは、投稿者さんと祖母だけ。
絵を描くことが好きという共通点が、2人の間には静かにありました。怪獣の名前は右から左へ抜けていっても、孫と過ごした時間はこうして絵巻のかたちで残されていたのです。
そのため、2人で絵を描いていた日々を思い出し、「今、一緒にまた絵を描きたいし、今の絵を見せて褒められたい」と想いをつづりました。
絵巻に描かれた、もうひとつの思い出たち
絵巻には、投稿者さんの両親が誕生日にプレゼントしてくれた服や、孫が徒競走で1位を取って抱きついてきたことなど、たくさんの思い出が描かれていました。
祖母にとって、孫と過ごした何気ない一場面一場面が、どれも大切な記憶だったのでしょう。水彩の色合いとともに、一枚の長い絵巻に丁寧に収められていました。
絵巻を見た人たちは、祖母と孫の温かな時間に涙。
多くのコメントが寄せられました。
・素敵な巻物ですね。孫にしっかりと向き合っていたことが伝わってきます。
・おばあちゃんとの光景が目に浮かんで、思わず泣いてしまいました。
・孫が愛する怪獣を丁寧に描いているところも素敵。
・いい話だ。あまりおっさんを泣かせるもんじゃないよ…。
・自分の『祖父母とウルトラマンの思い出』もよみがえってきた。
「自分の祖父母との思い出もよみがえってきた」というコメントが示すように、この絵巻は投稿者さんだけでなく、多くの人の記憶にも静かに触れたようです。
投稿者さんにとって、一生の宝物といえますね!
[文・構成/grape編集部]