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祖母に敬語を使いつづけた孫 大人になっても、気にしていたこととは?

By - grape編集部  公開:  更新:

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幼い頃は、年の差や立場に関係なく、誰にでも同じ態度で接することができても、成長するにつれて、それは難しくなります。

友人や恋人など、親密な仲であればまだしも、多くの場合、言葉遣いや態度に配慮が必要です。

しかし、時に相手を尊重しての行動が、「よそよそしい」「心を開いてくれていない気がする」などと、マイナスな印象を与えてしまうこともゼロではありません。

なりたりえ(@rienarita)さんは、祖母に対して敬語を使ってきたことを、「他人行儀でかわいくない孫と思われているのではないだろうか」と、ずっと気にしていました。

それは、祖母が他界した後も変わらず、なりたさんの心のどこかにひっかかっていたといいます。

祖母のことが大好きだったものの、徐々に顔をあわせなくなり、久々の再会時には、なりたさんは敬語を使うようになっていました。

それでも、祖母のことを大好きな思いは変わらず、自分は祖母の目にどう映っているのかを気にして、1人もんもんとしていた、なりたさん。

しかし大人になり、姪から初めて敬語を使われた時に、姪の成長を実感し、なりたさんの心の中は嬉しさでいっぱいに。

敬語は、心の距離ではない。

そう気付いたなりたさんは、当時の祖母も、自分と同じように感じてくれているといいな…と思うのでした。

きっと、祖母はなりたさんと同じ思いを抱いていたはず。

なりたさんと過ごした楽しい思い出があるからこそ、敬語が心の距離ではないことを、祖母も理解していたのではないでしょうか。

言葉遣いは自分の印象を左右するものですが、それ以上に、相手とどんな関係にあるか…それが一番大事なことなのだと思わされます。


[文・構成/grape編集部]

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出典
@rienarita

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