【絶対に見逃さないで!】442年ぶりの『奇跡の天体ショー』は8日夜! 次は322年後
公開: 更新:

※写真はイメージ

高校生がとらえた『すばる』 冬の幻想的な1枚に「たまらない…」東京都立立川高校天文気象部(@tamc_net)の部員が2025年11月26日、地球からおよそ440万光年先に位置する『プレアデス星団』の撮影に成功。『すばる』の和名で知られる、幻想的な冬の天体の写真をXで公開すると、多くの人の視線を釘づけにしました。 <p>古くから『すばる』の名で親しまれる天体を収めた幻想的な1枚が…こちらです。

数日がかりで撮影を続けて… 高校生の努力が結実した『幻の銀河』の1枚3200万光年の彼方にあるとされ、暗さや判別の難しさから『幻の銀河』と称される『ファントム銀河』。22025年11月、東京都立立川高校天文気象部員が、幻想的な渦巻き状の銀河の撮影に成功しました。
- 出典
- 国立天文台






442年ぶりとなる『奇跡の天体ショー』を、2022年11月に日本全国で見ることができるのをご存知ですか。
同月8日の夜、地球の影が重なることによって月が暗くなり、欠けたように見える皆既月食と、月が天王星を隠す天王星食が同時に発生!
なんと、次に日本で皆既月食と惑星食を同時に観測できるのは、322年後と予測されているため、今回を見逃したら一生目にすることができないのです!
2022年11月8日夜は、皆既月食&惑星食の『奇跡の天体ショー』!
国立天文台によると、皆既月食が始まるのは夕方頃。地域にもよりますが、最大を迎えるのは19時59分ごろといわれています。
詳しくは、国立天文台が公開した、以下の図をご覧ください。
出典:国立天文台
クリックすると画像を拡大します
出典:国立天文台
クリックすると画像を拡大します
また、こちらも地域によって時間は少し異なりますが、天王星食は20時30分ごろに発生します。
天王星の明るさは6等級であり、夜空の条件がいい場合でも、目視するのが困難。天王星食も観測したい人は、望遠鏡や双眼鏡などをご用意ください。
出典:国立天文台
クリックすると画像を拡大します
気になる、天候の条件は?
国立天文台によると、多くの地域で月の高度がある程度高くなる時間帯に、皆既月食が始まるため条件は全国的に良好。
また、天王星食も、皆既月食で月の光の影響が少ないため、暗い天王星を見つけやすいといいます。
同月8日は北海道や青森県、秋田県、新潟県などに雨の予報が出ていますが、それ以外の地域は晴れと予測されており、期待ができるでしょう。
深夜ではないため、時間的にも天体観測をしやすいといえる、今回の『奇跡の天体ショー』。この日、一生に残る思い出を作ってみてはいかがでしょうか。
[文・構成/grape編集部]