着陸に失敗した『ファルコン9』ロケット その瞬間の動画が怖い
公開: 更新:
バターは焼いた後?先? 正しい塗り方に「ゾッとした」朝食の定番である、バタートースト。バターの濃厚なコクが染み込んだトーストは、何度食べても飽きないおいしさですよね。 筆者も朝ごはんは毎日といっていいほど、バタートーストを食べています。 そんなバタートーストですが、焼く前...
2024年のクリスマスは特別! この日に起きる『天体現象』が?2024年12月25日未明、東の空に姿を現す、おとめ座の1等星『スピカ』が月に隠される『スピカ食』という現象が起こります。空からのクリスマスプレゼントがロマンチックですね。
- 出典
2016年1月17日、アメリカの宇宙開発事業を手掛けるスペースXが、NASAの人工衛星「Jason-3」を搭載した「ファルコン9」ロケットを打ち上げました。
打ち上げは見事成功し、人工衛星を軌道に乗せることができました。しかし、ファルコン9に託された使命は打ち上げだけではなかったのです。
第一段ロケットを再利用
ファルコン9は、通常のロケットとは異なり、第一段ロケットを回収し再利用するという目的を持って作られています。
これは打ち上げ費用を削減し、より安価な宇宙飛行を目指してのこと。すでに陸上での第一段ロケットの回収は、成功を収めています
しかし、着陸地点の狭さや波による船の揺れなど、難易度の高い海洋上での着陸は未だ成功例がなく、今回で3度目の失敗となってしまいました。
思った以上の爆発
公開された映像は、ファルコン9の第一段ロケットが、海洋上の無人船に着陸する場面。
スペースXのCEO、イーロン・マスクさん本人が公開した、迫力の映像をご覧ください。
垂直に着陸し、成功したかに見えたものの、そのまま転倒、大爆発!誰もいない、無人船でよかった…。
失敗の原因は「着陸用の足が一つ、正常に展開せずバランスを崩した」ものとみられています。また、波のうねりが大きかったことも原因の一つのようです。
ほぼ成功!
第一段ロケットの回収は失敗に終わりましたが、狭い着陸地点に正確に戻ってくるほどの精度。陸上での着陸成功など、新しい試みにも関わらず着々と完成へと向かっています。
揺れる海洋上での着陸は、とても難易度が高いものですが、成功まであと一歩といった感じでしょうか。
2016年内にまだ何度か打ち上げ計画があります。着陸に成功する姿も、そう遠くなく見ることができるかもしれませんね。