あと５秒…今年も波乱の箱根駅伝　圧倒的な強さで青学が完全優勝！

2016年1月2日～3日にかけて行われた第92回箱根駅伝。青山学院大学が往路・復路と完全優勝を果たしました！

１区から一度も首位を譲らず優勝したのは、1977年の第53回大会で日本体育大学以来39年ぶり。後方に迫る東洋大学を2キロ離して、総合タイム10時間53分25分でゴールテープを切りました。

昨年優勝のプレッシャーや、キャプテン神野選手の故障など、試練の多い一年を乗り越えての完全優勝。

圧倒的な力は、選手たちの地道な練習と寮生活で培ったチームワーク、そして原晋監督の「ハッピー指数大作戦」の成果だと感じさせられる快走でした！

残り５秒で繰り上げスタート

そして今年も、母校の襷を繋げず涙を飲んだ選手たちがいました。

神奈川大学

神奈川大学の２年生、大野日暉選手。もう目の前に仲間が見えている、もう少しで…というところで無念の繰り上げスタート。

多くの人が「頑張れ！頑張れ！」と声をかける中、スタートの合図が鳴る瞬間は、いつ見ても切ないものです。

箱根のために練習してきた選手たちにとっては、胸が張り裂ける想いでしょう。

今年悔し涙を飲んだ選手たちには、来年の自分、そして後輩たちに想いを託して心の襷を繋げていってほしいと思います。

参加した２１校の皆さん、今年も感動をありがとうございました。そして本当にお疲れ様でした！

第92回第92回箱根駅伝 総合順位