これだけで10級…! 息子が通うスイミングの『進級基準』に羨望の声
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- 出典
- @hiratai
水中での適切な動き方を学べる水泳は、幼稚園や保育園でも取り入れられています。
初めてプールに来る子供は、大量の水を前にして、どうしたらいいのかが分からなくなってしまうことも。
ゆっくりと水に慣れ、泳ぎをマスターしていく様子は、子供の成長が感じられるでしょう。
保育園のスイミングで『進級基準』に驚き
「息子が通う保育園でスイミングが始まる」という報告をTwitterでした、ひらたい(@hiratai)さん。
『進級基準』を確認したところ、気になるテスト項目があったようで、画像を投稿しました。
注目したのは、『赤色10級(オレンジ色18級)』と記載されているところ。
なんと書かれているのか、こちらをご覧ください!
「泣かずにくることができる」
スイミングに通う『初歩』ともいえる項目。
ですが、泣いてしまう子供は一定数いるのでしょう。
その光景を想像した人たちから、温かなコメントが多数寄せられました。
・ほほ笑ましい。泣いちゃう子供がたくさんいるんだろうな。
・年長になってもプールのたびに大泣きしていたことを思い出した。
・これはマジで大事。泣かずに来たら褒めていい。
また、簡単にクリアできそうな基準をうらやみ、「俺も泣かずに大学に行くので、単位をください」「泣かずに職場に行く大人も10級が欲しい!一緒に基本給もください!」との声も上がっています。
こちらの『進級基準』を設けているのは、株式会社ティップネスが運営する子供向けスポーツクラブ『ティップネス・キッズ』。
なぜ「泣かずにくることができる」を『赤色10級』に設定したのか、同社に聞いてみました。
子供と家族のための設定
※写真はイメージ
――「泣かずにくることができる」を進級基準に入れた理由は?
プールが初めてのお子さまは、保護者と離れて何かをすることも初めてです。
始めは離れることが嫌で、プールサイドで泣いてしまうお子さまも少なくありません。
保護者と離れて泣かずに1人でプールに来れるようになることは、立派な上達です。
また、始めから1人で泣かずにプールサイドで練習できたお子さまにとって、最初の合格からスタートできます。
このように、当スクールは小さなステップを見逃さず、評価することでお子さまのやる気を育てたいと考えています。
――『赤色10級』と、横に書かれた『オレンジ色18級』の違いは?
年齢幅により、実施時間が異なるため分けています。
赤色は2才半~小学1年生、オレンジ色は年中以上から小学生。
年齢が一部重なっている理由は、兄弟姉妹で通われる際に同じ時間で受講を可能にすることと、時間の選択肢を増やして参加しやすくするためです。
子供自身の成長と、家族の都合に配慮した設定だったのですね。
「泣かずにくることができる」という基準のクリアは、子供からしたら大きな1歩。
自信を持って、楽しく通ってほしいという想いは、きっと子供たちの背中を優しく押すでしょう。
[文・構成/grape編集部]