これだけで10級…! 息子が通うスイミングの『進級基準』に羨望の声
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飼い主「狙われていることに気付かず、ニッコニコ」 愛犬の後ろに写っていたのは…「背後を狙われていることに気付かず、ニッコニコの犬」このようなコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、ペキニーズのハオくんと暮らす、飼い主(@hao_kochi)さんです。

「意味が分かるまで2分かかった」 夏季休暇の貼り紙に『重大なミス』と思いきや?ある夏の日、街を歩いていたモチコ(@mochicco69)さんは、目にした貼り紙に違和感を覚えました。書かれていたのは、夏季休暇のお知らせ。お盆の時期になると、多くの店や施設で目にするため、決して珍しいものではないでしょう。しかし、モチコさんは貼り紙のある部分を見てツッコミを入れざるを得なかったようで…。
- 出典
- @hiratai
水中での適切な動き方を学べる水泳は、幼稚園や保育園でも取り入れられています。
初めてプールに来る子供は、大量の水を前にして、どうしたらいいのかが分からなくなってしまうことも。
ゆっくりと水に慣れ、泳ぎをマスターしていく様子は、子供の成長が感じられるでしょう。
保育園のスイミングで『進級基準』に驚き
「息子が通う保育園でスイミングが始まる」という報告をTwitterでした、ひらたい(@hiratai)さん。
『進級基準』を確認したところ、気になるテスト項目があったようで、画像を投稿しました。
注目したのは、『赤色10級(オレンジ色18級)』と記載されているところ。
なんと書かれているのか、こちらをご覧ください!
「泣かずにくることができる」
スイミングに通う『初歩』ともいえる項目。
ですが、泣いてしまう子供は一定数いるのでしょう。
その光景を想像した人たちから、温かなコメントが多数寄せられました。
・ほほ笑ましい。泣いちゃう子供がたくさんいるんだろうな。
・年長になってもプールのたびに大泣きしていたことを思い出した。
・これはマジで大事。泣かずに来たら褒めていい。
また、簡単にクリアできそうな基準をうらやみ、「俺も泣かずに大学に行くので、単位をください」「泣かずに職場に行く大人も10級が欲しい!一緒に基本給もください!」との声も上がっています。
こちらの『進級基準』を設けているのは、株式会社ティップネスが運営する子供向けスポーツクラブ『ティップネス・キッズ』。
なぜ「泣かずにくることができる」を『赤色10級』に設定したのか、同社に聞いてみました。
子供と家族のための設定
※写真はイメージ
――「泣かずにくることができる」を進級基準に入れた理由は?
プールが初めてのお子さまは、保護者と離れて何かをすることも初めてです。
始めは離れることが嫌で、プールサイドで泣いてしまうお子さまも少なくありません。
保護者と離れて泣かずに1人でプールに来れるようになることは、立派な上達です。
また、始めから1人で泣かずにプールサイドで練習できたお子さまにとって、最初の合格からスタートできます。
このように、当スクールは小さなステップを見逃さず、評価することでお子さまのやる気を育てたいと考えています。
――『赤色10級』と、横に書かれた『オレンジ色18級』の違いは?
年齢幅により、実施時間が異なるため分けています。
赤色は2才半~小学1年生、オレンジ色は年中以上から小学生。
年齢が一部重なっている理由は、兄弟姉妹で通われる際に同じ時間で受講を可能にすることと、時間の選択肢を増やして参加しやすくするためです。
子供自身の成長と、家族の都合に配慮した設定だったのですね。
「泣かずにくることができる」という基準のクリアは、子供からしたら大きな1歩。
自信を持って、楽しく通ってほしいという想いは、きっと子供たちの背中を優しく押すでしょう。
[文・構成/grape編集部]