「やればよかった」「それだけで!?」 炊飯器の早炊き機能を上手に使うコツ
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朝食や夕飯時に「ご飯炊き忘れた!」という経験はありませんか。そんな時に便利なのが「早炊き機能」です。
ほとんどの炊飯器に搭載されている機能で、一般的な「普通炊き」よりも早く炊けるというもの。
主に「普通炊き」はお米に吸水させる時間、炊き上げる時間、蒸らす時間の3つの工程があり、およそ50分前後かかってしまいます。
しかし「早炊き」は、それぞれの時間を短くしたり省いたりして、20分~30分程度で炊飯を完了させてくれるのです。
ただ、そんなありがたい機能にも1つだけでデメリットが。それが、「ご飯に芯が残ってしまいがち」ということ。加熱時間が十分でないため、どうしてもご飯が固くなってしまうのです。
そこで、早炊きしても芯が残らない方法をネットで見つけたので実際にやってみました。炊飯する時に入れる水にあることをするだけで、早炊きでも上手に炊き上がる超簡単な裏技です。
水をお湯に変えるだけ! 「早炊き」でも上手に炊ける時短炊飯術
用意するのは、お米とお湯。
まずは普段通り、内釜にお米を入れて洗います。そしていつもなら、目盛りに合わせて水を入れますが、裏技は違います。
ここでお湯を入れましょう。そうすることで、水が沸騰するまでの時間がかなり短縮されます。早炊きの短い加熱時間でもしっかりと炊飯してくれるのです。
さらに、もう一つのポイントは目盛りよりもやや上に入れましょう。
そうしたら早炊きコースにして炊飯するだけ。筆者宅の炊飯器では、普通炊きでは60分かかるところが、高速炊ならその半分! たった30分で完了です。
実際に食べてみると、確かに芯を感じることなく炊きあがっています。ただ、通常の「普通炊き」よりもモチッとした食感はとぼしいように感じました。芯がなくなるのはメリットである一方、普通炊きに比べて味わいは劣ってしまいます。
やはり時間に余裕がある時は普通炊きをおすすめしますが、ご飯を炊き忘れていたり、緊急を要したりする場合はお湯を入れる「早炊き」が最適ではないでしょうか。
[文・構成/grape編集部]