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洗顔料に含まれる『ツブツブ』が危ない!世界が製造の禁止に乗り出す!

By - grape編集部  公開:  更新:

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マイクロビーズ(細かい粒子)が鼻の黒ずみ、毛穴の奥の汚れまで落としてくれると、人気になったスクラブ洗顔料。

しかし、このマイクロビーズ、実は環境にも人体にも危険な物質だと言われています。そのため今後、世界的に姿を消すかもしれません。

マイクロビーズって?

マイクロビーズ(以下ビーズ)とは、プラスチック粒子のこと。日本では洗顔料に限らず、歯磨き粉や化粧品にも使われています。

マイクロビーズの大きさは1mm以下で、消費者のバスルームや洗面所から下水処理施設のフィルターを通過して川や湖、海に、毎年何百万トンも流れ込んでいる。

mynewsjapan ーより引用

メーカーによっては、スクラブ洗顔料一本に33万個ものビーズが入っているのだとか。

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原料は、石油化学製品のポリエチレンやポリプロピレンなどが、多く使われているようです。※中には、植物性のスクラブもあります。

なんで危険なの?

ビーズはプラスチック製品なので、水に溶けることはありません。洗顔後、水と一緒に下水に流されますが、粒が小さいため下水処理施設のフィルターを簡単に通り抜けてしまいます。

そして、十分に処理されないまま、海や川、湖などに流れることに。

アメリカの市民団体が調査したところ、五大湖の一部では微細なプラスチックが1平方キロ当たり、60万粒も見つかったそうです。

さらに困ったことに、これらのビーズはある特性を持っています。

マイクロビーズは殺虫剤など化学物質がつきやすく、マイクロビーズを食べた魚が体内に有害物質を蓄積する恐れがあり、食物連鎖で環境全体を汚染し、人間にも深刻な影響を与えるリスクがある。

mynewsjapan ーより引用
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世界的な動き

こうした環境破壊、人体への影響などを考えて2014年には、米国がビーズに対して規則法案を提出。

ニューヨーク州政府は2月、マイクロビーズを使った製品の販売を禁じる法案の提出を発表した。カリフォルニア州でも提出済みで、ほか数州で準備が進む。

日本経済新聞 ーより引用

欧米の化粧メーカーも自主規制などを発表していました。

そして、2015年12月28日。米国が「マイクロビーズ除去海域法」という、ビーズの製造、輸入を禁止する法律を成立。この法律は2017年から適用され、さらに1年後、2018年6月には販売も全面禁止になるとのこと。

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日本にはまだこうした法律はできていませんが、米国などの影響を受け、同様に製造や輸入、販売が禁止される可能性が高まりつつあります。

化粧品業界がマイクロビーズに変わる製品を作るには、それ相応のコストがかかることになります。しかし、環境のためにも、人間のためにも、企業と国が一丸となって進めていってほしいですね。

出典
日本経済新聞mynewsjapan

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