紅茶をいれた後のティーバッグ 捨てる前の再利用法に「そんな効果が!」「いい香り」
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優雅な癒しの時間のおともに最適な紅茶。芳醇(ほうじゅん)な香りを楽しんだ後、茶葉からもまだいい匂いがする時、「捨てるのがもったいない」と思うことはありませんか。
筆者は3時のおやつと一緒によく紅茶を飲むのですが、一度使用しただけで茶葉を捨てることに少々抵抗が。
「何かいい再利用方法はないか」とネットで検索してみたところ、紅茶にはタンニン酸という消臭作用のある成分が含まれており、消臭剤にできるという情報を発見!
本記事では、消臭剤や芳香剤として活用できる『紅茶の手作り消臭剤』の作り方をご紹介します。
【準備するもの】
・使用後の紅茶、緑茶などの出がらし(ティーバッグでも可)
・新品のだしパック(お茶パックや布などでも可)
やり方はとっても簡単!用意するものは、使用後のティーバッグと、だしパックのみ。
出がらしは紅茶のほか、緑茶の茶葉でもOK。緑茶に含まれるカテキンには抗菌・殺菌作用があり、消臭効果を発揮するそうです。
今回はハーブティーとアールグレイの2種類の茶葉で消臭剤を作ってみます。
まず使用後の茶がらの水をよく切り、茶葉をフライパンに出します。ティーバッグの茶葉を使用する際は、袋を破って中の茶葉のみ使用してください。
次にフライパンを弱火にかけて茶葉を煎り、水分を飛ばして完全に乾燥させていきましょう。
茶葉を焦がさないように混ぜながら煎り、パラパラとしてきたら乾燥した証拠!
茶葉を煎り終わったら、だしパックに入れていきます。
筆者は100円ショップで購入した大きめのだしパックを使用しましたが、ガーゼや布地などでも代用可能です。
茶葉がこぼれないように、気を付けながら入れていきましょう。
茶葉の分量はお好みでいいそうですが、少し大きめの袋やパックを使用することがポイント。茶葉の間に空気をしっかり取り込めると、消臭効果がアップするそうです。
仕上がりはこんな感じ!約5分ほどで2種類の消臭剤を作ることができました。
早速、ハーブティーとアールグレイの出がらしで作った消臭剤を、それぞれスニーカーの中に入れてみました。
靴には半分に折っただしパックがちょうどよくフィット!いい感じで収納できました。
芳香剤としての効果も検証するため、消臭剤を入れる前にスニーカーの臭いをかいでみます。
臭くはないのですが、土草の臭いのような、なんともいい表し難い独特な臭いが…。
消臭剤を入れて2日が経過したところで、スニーカーを取り出しもう一度匂いを嗅いでみました。土草の臭いがかなり軽減され、ハーブティーのいい香りが漂います!
消臭効果だけでなく、芳香剤としての効果もあるなんて一石二鳥!これは嬉しい効果です。
ちなみに、アールグレイの茶葉で作った消臭剤を入れたほうも紅茶のまろやかな香りが。靴箱からスニーカーを出した瞬間、ふわっと漂う香りに癒されました。
消臭と芳香剤のダブルの効果が期待できる紅茶の消臭剤ですが、効果を発揮するのは約1~2週間ほどといわれています。
長時間同じ場所に置いていると、カビや雑菌が繁殖する元になってしまうこともあるようなので、期限は守って使用することを心がけましょう!
みなさんも捨てる前の茶葉を再利用した消臭剤を作ってみてはいかがでしょうか。扉を開けた瞬間にふわっと香る、さわやかな匂いに癒されるかもしれません。
[文/キジカク・構成/grape編集部]