地球の裏から5千人!? サッカー・ペルー代表について大使館に聞いてみた
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提供:在日ペルー大使館

行政が『ヒモ付きの水筒』に注意喚起 内容に「ゾクっとした」「考えもしなかった」ストラップ付きの水筒は、重たい水筒でも肩に掛けることで負担が少なくなる優れもの。遠足や長時間の外出にも適しているでしょう。 しかし、ストラップ付きの水筒が原因の事故が起きていることから、行政が注意をうながしています。

貼り出された『注意書き』に反響 内容に「いいアイディア」「目に入ってほしい」早川公(@hayakawa_ko)さんが郵便局のATMで見つけた『注意書き』に注目が集まりました。
2023年6月20日、大阪府吹田市にあるパナソニックスタジアム吹田で、サッカー日本代表が、アウェイのペルー代表と対戦しました。
3万5千1人の観客が見守った一戦は、日本代表が4対1で勝利を収めましたが、『試合以外にも注目されていたこと』があるのを知っていますか。
地球の反対側から1万5千km ペルー代表サポーターの数は…
サッカーの試合では、各チームを応援するサポーターがスタジアムに駆けつけ、大きな声を出して応援する光景が見られます。
ですが、代表戦のような国際試合となると、アウェイチームのサポーターが足を運ぶのは困難な場合も。
日本からおよそ1万5千km離れたペルーの代表チームとなると、サポーターの数は少なくなるのでは…と、思いきや!
提供:在日ペルー大使館
ゴール裏スタンド1階のおよそ半分を、ギッシリと埋め尽くすペルー代表サポーターの姿が!
同じスタジアムで開催されている、Jリーグ『ガンバ大阪』の主催試合でも、この規模のアウェイチームサポーターはなかなか見られません。
代表戦を訪れたペルー人の中には、先住民族のようなコスチュームを着て、交流を楽しむ人の姿も見られました。
提供:在日ペルー大使館
在日ペルー大使館によると、日本には約5万人のペルー人が在住しているといいます。
スタジアムがある大阪府を含めた関西地方、および近隣の中部地方には、合わせて2万人近くのペルー人が住んでいるのだとか。
代表戦には、およそ5千人のペルー代表サポーターが来場したとのこと。つまり、日本にいるペルー人の10分の1が、スタジアムに来たということに…!
2023年は日本とペルーの国交樹立150周年
実は、ペルーは日本にとって、中南米で初めて国交を結んだ国なのです。
1873年8月21日に『日秘和親貿易航海仮条約』が結ばれて以来、さまざまな分野で協力し、深い友好関係を築いてきたといいます。
試合が行われた2023年は、国交樹立から150周年となる節目の年で、試合前には在日ペルー大使館による映像も放映されました。
出典:提供ペルー大使館
ペルー代表は、サッカーの世界大会『FIFAワールドカップ』に5回出場した実績があり、サッカーはペルー国内でもっとも人気のスポーツだといわれています。
スタジアムにやってきたペルーの人たちにとっては、母国の代表チームを日本で応援することができ、思い出の1日となったことでしょう…!
[文・構成/grape編集部]