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ダニが大繁殖する家の条件とは? 秋に注意が必要な理由に「知らなかった」「なるほど」

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

家の中で繁殖するダニは、アレルギーの原因になります。いくつかの条件が整った環境では、あっという間に増えてしまうでしょう。

効果的なダニ対策をするためには、「ダニが好む住環境」を知ったうえで、適切な予防や掃除を心掛けるのがおすすめです。防虫剤や除湿剤メーカーとして知られるエステー株式会社の公式サイトから、ダニ対策の基礎知識を紹介します。

ダニが繁殖しやすい環境とは

家の中のダニを完全に駆除するのは難しいでしょう。だからこそ重要なのは、爆発的に増やさないための工夫です。こまめなお手入れはもちろん、ダニが好む環境を排除して、清潔に保てるよう意識してみてください。

エステー公式サイトによると、ダニが好むのは以下のような条件を満たした環境です。

・気温20〜30℃

・湿度60〜80%

・暗くて隠れやすい

・皮脂汚れや食べかすなどのエサがある

秋雨前線の影響を受けやすい9~10月は、気温や湿度の条件を満たしやすい時期です。皮脂汚れや食べかすなどが入り込んだ畳やカーペットの中は、ダニにとって「天国のような場所」なのだそう。目に見えないからと油断するのではなく、十分に注意してください。

・除湿器で湿度をコントロールする

・畳やカーペットの上で飲食しない

これらの工夫を取り入れるだけでも、ダニは増えにくくなります。

ダニ対策に有効なお掃除方法とは

室内のダニを完全に排除することはできなくても、日々きちんとしたお手入れを行っていれば、爆発的な繁殖は防げます。なかでもおすすめなのが、掃除機を使ったお掃除方法です。

畳に掃除機をかける時は、目に沿って移動させて、内部に入り込んだダニやゴミをしっかりと吸い取りましょう。カーペットの場合は、回転ブラシが付いている掃除機を使うのがおすすめ。掃除機を引く時を意識し、繊維をしっかりと立てて掃除するようにしてください。

エステーによると、畳もカーペットも、掃除機は「20cm当たり1秒間」を目安に移動させるのがおすすめとのこと。ゆっくりじっくり、ダニ対策をしてみてください。

このほかにもエステー公式では、「畳の表面をアルコールで拭いてエサとなるカビを予防」「30分に5分程度の換気で湿度を下げる」「加湿器で湿度を上げすぎない」といったコツを紹介しています。ふとんを畳の上に敷いて寝ているご家庭では、寝具のダニ対策も重要です。市販のダニよけスプレーなども上手に活用して、清潔で快適な住環境を維持しましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
エステー公式サイト

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