「今年のうちに」を抱えたまま、今年もあと二ヶ月…『片付け』の効用とは?
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吉元由美の『ひと・もの・こと』
作詞家でもあり、エッセイストでもある吉元由美さんが、日常に関わる『ひと・もの・こと』を徒然なるままに連載。
たまたま出会った人のちょっとした言動から親友のエピソード、取材などの途中で出会った気になる物から愛用品、そして日常話から気になる時事ニュースなど…さまざまな『ひと・もの・こと』に関するトピックを吉元流でお届けします。
「今年のうちに」と言いながら
「今年のうちに」と言いながら、今年もあと二ヶ月になってしまいました。確か昨年もいろいろと積み残したまま新しい年を迎え、そしてまた新たな「今年のうちに」を抱えたまま、秋も深まってきてしまいました。
本を整理すること、資料などを借りている倉庫に持っていくこと。これは小型トラックを借りて運ばなければなりません。
築30年の家ですから、床の軋みを直す、そして絨毯を張り替える。ソファを買い替えて、リビングを片付ける。できたらキッチンを新しくしたい。
やってしまいたいことは、今はもはや妄想です……。
片付けモードは、ある日突然やってきます。もう、我慢ならない!片付けるぞ!という意欲が噴火するように沸き起こり、それが夜中であっても始まることがあります。
段ボール5箱の本、3箱のCDなど、45リットルの袋3つを一晩で片付けたことがありました。
日頃から片付けが上手な人なら、その都度できるのでしょうが、私のようにズボラな人間にとってはこのマグマが噴火するようなエネルギーが必要なのです。
もうひとつ、片付けモードが発動するきっかけは、現実逃避があります。学生時代、期末試験の前に突然アルバムの整理などを始めてしまった経験がある方も多いのではないでしょうか。
締め切りが迫っているときに、大掃除を始めることもあります。現実逃避ではあるのですが、これはストレス、プレッシャーの発散とも言えるように思います。
片付けに時間を使ってしまったので、その後は頑張るしかありません。そこで集中力が発動される……はずです。
現実逃避ではあるものの、思い返してみると自分を追い込むことにも功を奏したかもしれません。
本などを処分したという話をある人に話したとき、こう言われたことがあります。
「吉元さん、結婚するかもしれませんね」
翌年だったか、その人が言った通り、結婚することになりました。片付けの効用は部屋がすっきりとするだけでなく、執着やこだわりを手放していくことでもあります。
片付けをし、部屋を変えたいというのは、執着を手放し、自分に変化を与えたいということでもあるのですね。
「今年のうちに」をどのくらい消化できるかわかりませんが、まずはリスト作りと計画を立てることから始めます。もちろん、今年のうちに!
いのちを紡ぐ言葉たち かけがえのないこの世界で
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※記事中の写真はすべてイメージ
作詞家・吉元由美の連載『ひと・もの・こと』バックナンバー
[文・構成/吉元由美]
吉元由美
作詞家、作家。作詞家生活30年で1000曲の詞を書く。これまでに杏里、田原俊彦、松田聖子、中山美穂、山本達彦、石丸幹二、加山雄三など多くのアーティストの作品を手掛ける。平原綾香の『Jupiter』はミリオンヒットとなる。現在は「魂が喜ぶように生きよう」をテーマに、「吉元由美のLIFE ARTIST ACADEMY」プロジェクトを発信。
⇒ 吉元由美オフィシャルサイト
⇒ 吉元由美Facebookページ
⇒ 単行本「大人の結婚」