チキンブイヨンの代用品3選! 料理に合わせて選ぶことが大事
公開: 更新:
谷原章介の奥さんに「うらやましすぎる」の声 理由は夫が素晴らしすぎる?俳優やタレント、司会者など、マルチに活躍している谷原章介(たにはら・しょうすけ)さん。そのイケメンな顔立ちと落ち着いたキャラクターで、多くの女性ファンを獲得しています。そんな谷原章介さんと妻の馴れ初めや子供についてなど、さまざまな情報をご紹介します!
谷原章介と妻の馴れ初めは? イクメンぶりに「こんな完璧な人がいるんだ」の声俳優やタレント、司会者など、マルチに活躍している谷原章介(たにはらしょうすけ)さん。 その端正な顔立ちと落ち着いた声で、多くの女性をとりこにしています。 そんな谷原章介さんと妻との結婚や子供について、イクメンぶりなどさま...
「チキンブイヨンを切らしてしまった」「コンソメで代用できないのかな」「自分でブイヨンを作る方法を知りたい」とお悩みの人もいるのではないでしょうか。
チキンブイヨンは普段あまり使わないため、必要な時に切らしてしまっていることも。わざわざ買いに行くのは手間なので、できれば家にある材料で済ませたいですよね。
本記事では、チキンブイヨンの代用品や作り方を紹介します。わざわざチキンブイヨンを買うのは面倒だという人は、ぜひ最後までお読みください。
チキンブイヨンとは
ブイヨンとは、フランス語で『だし』を指します。フランス料理のだしは大きく分けてブイヨンとフォンの2種類で、ブイヨンはポタージュなどのスープ、フォンはシチューやソースなどに使われます。
ブイヨンは、基本的にコンソメで代用可能です。コンソメは、肉や野菜などから出るエキスを煮込んで作られており、ブイヨンと似たような役割で使われることが多いためです。
コンソメとの違い
ブイヨンは、肉や香味野菜から作られるだし汁です。コンソメは、ブイヨンをさらに肉や野菜で煮ることでコクやうまみを足して、味を調整しています。
コンソメは、ベースの原料によって以下のように名称が異なります。
市販されているコンソメスープの素には、野菜とチキン、チキンとビーフのような複数のベースを組み合わせている商品もあります。
ブイヨンの種類
ブイヨンは材料を大きめに切り鍋に入れ、水を加えて弱火で3〜4時間じっくりと煮込んで作られます。さまざまな種類がありますが、一般的なのは以下の4種類です。
上記以外にも、香味草などから作られるクールブイヨンもあります。クールブイヨンは、魚介類の臭み取りなどの下処理で使用することが一般的で、料理に使うには向きません。
また、マギーブイヨンとして売られているのは、牛肉や香味野菜から作られているビーフブイヨンです。ビーフブイヨンは肉のうまみが効いているため、チキンブイヨンの代用として使っても問題ないか確認してから使用しましょう。
チキンブイヨンの代用品3選
チキンブイヨンは鶏からとっただしです。よって、鶏がらを原料としただしなら違和感なく代用できるでしょう。
1.チキンベースのコンソメスープの素
コンソメスープの素は、お湯に溶かすだけでスープになります。料理に深みのある味やコクを与えてくれるため、チキンブイヨンの代用として使えます。
注意点は、必ずしも鶏がらで作られているわけではないことです。例えば、ビーフベースのコンソメなどを使うと、味がガラッと変わってしまう可能性があります。
なお、コンソメスープの素にも固形と顆粒タイプがあります。煮込み料理やスープに使うなら固形タイプ、炒め物などを作る際には顆粒タイプが使いやすいでしょう。
2.鶏がらスープの素
鶏がらスープの素は、チキンブイヨンと同じく鶏がらと香味野菜で作られるため、代用しても違和感を感じにくいでしょう。
ただし、鶏がらスープの素は中華料理用となっていることが多い点に注意してください。鶏油やにんにくなどの風味が強く、入れすぎると中華風に仕上がってしまう場合があります。
洋風に仕上げたい場合は、ハーブやスパイスを足すとよいでしょう。香りづけ程度ならオレガノやバジル、風味をしっかりと足したい場合はローリエやタイムがおすすめです。
なお、市販されているコンソメはブイヨンの素よりも塩分が少なめになっています。したがって、レシピ通りの分量ではなく、味付けの調整が必要になるでしょう。
3.味覇(ウェイパー)
味覇は、中華系の調味料です。鶏がらスープの素と似た味わいで、鶏骨のエキスが使われているため、チキンブイヨンとして代用できます。
豚肉を使用した料理やカレーとの相性がよく、違和感なく使用できます。反対に、豚骨の強い香りがあるため、あっさりとした料理を作る場合には向きません。
かなり味の濃い調味料なので、少量ずつ味見しながら使用しましょう。
チキンブイヨンの代用を作ることも可能
チキンブイヨンは、材料があれば家庭でも作ることが可能です。適切に処理すれば、冷蔵保存なら1週間、冷凍保存なら2〜3か月は保存できます。
材料
自宅でチキンブイヨンを作る場合は、以下の材料を用意しましょう。
材料
にんにくはチューブのものでも作れますが、生にんにくがあったほうが香りがよくなります。タイムやセロリに関しても、お好みで構いませんが、味にこだわる場合はできる限り用意しておきたいです。
作り方
材料がそろったら、以下の手順で作りましょう。
野菜は小さすぎると、溶けてしまってスープの見た目が悪くなるので、程よい大きさにカットしましょう。また、モミジに爪がついている場合、落としておくと雑味を減らせます。
保存方法
出来上がったチキンブイヨンをすぐに使い切らない場合は、適切に保存処理しましょう。具体的な手順は、以下の通りです。
瓶以外でも保存できますが、密閉できる容器を使用するようにしましょう。
チキンブイヨンの代用品に向かない調味料5選
鶏がらのだしを含まない、または癖が強い調味料は、チキンブイヨンの代用品には向いていないでしょう。だしは食材の持つ本来の味わいを活かすための調味料なので、料理と合わなければ意味がありません。
具体的には、牛肉や牛骨のだし、海鮮系のだしなどが挙げられます。香りや風味が強すぎると、味のバランスが悪くなってしまう可能性があるので、チキンブイヨンの代用には向かない調味料についても知っておきましょう。
1.ビーフブイヨン
ビーフブイヨンは肉の風味が強いため、代用品には向いていません。ビーフブイヨンは、牛すね肉や牛骨などをいったん下ゆでし、香味野菜と香辛料などを加えたうえで煮詰めて作られています。
牛のうまみや香りが効いたスープなので、パンチを効かせたい場合に向いています。つまり、作ろうとしている料理がコンソメスープやカレー、シチューでなければ、違和感が生じる可能性が高いでしょう。
2.ダシダ
ダシダは牛骨を煮込み、玉ねぎやにんにくを加えて作られるエキスを粉末状にしたものです。にんにくの風味があるため、作りたい料理のイメージに合わなければ代用には向かないでしょう。
チキンブイヨンの代用には向いていませんが、ビーフブイヨンの代わりとしてなら使えます。しかし、韓国発祥の調味料なので、どうしても韓国風味になりやすい点に注意しましょう。
3.フィッシュブイヨン
フィッシュブイヨンは、魚を下ろした時に残る骨や頭を使い、白ワインと一緒に水から煮て作られます。魚からだしをとっており、チキンブイヨンとは風味がまったく異なるため、代用品には向いていません。
フィッシュブイヨンを使うなら、クラムチャウダーやパエリアなどの海鮮系の料理がよいでしょう。ただし、風味や味がすぐ落ちてしまうため、新鮮なうちに使わなければなりません。
4.和風だし
和風だしは、煮干しや昆布、カツオなどで作られているため、かなりさっぱりとした風味です。あっさりとした料理との相性がよいですが、チキンブイヨンの代用としては物足りなさを感じる可能性があります。
また、和風だし特有の磯の香りがあるため、香りが特徴の料理には向きません。しかし、シンプルな味だからこそ自分好みにアレンジしやすいため、うまく調整できる自信があるなら試してみるとよいでしょう。
5.クールブイヨン
クールブイヨンの『クール』はフランス語で『短い』という意味で、水に香味野菜を入れ、白ワインビネガーで酸味をきかせて作られます。基本的に調理ではなく下処理で使うものなので、チキンブイヨンの代用には向いていないでしょう。
ポタージュなどのスープに使う場合はあるものの、ほかのブイヨンと比べて短時間で作る分、若干香りが弱い傾向があります。わざわざクールブイヨンを手作りするなら、別の調味料を使ったほうがよいでしょう。
ブイヨンでコンソメの代用をする場合には塩分調整に気を付けよう
チキンブイヨンは基本的にコンソメで代用可能です。反対に、コンソメをブイヨンで代用しようとする場合、塩分の調整には注意しましょう。
コンソメスープの素をお湯に溶いたスープは香りが強く、うま味のある深い味になります。一方、ブイヨンの素を溶いたスープは味がはっきりしないので、塩で味を整えたくなるでしょう。
しかし、ブイヨンにははじめから塩味がついていることが多く、塩を加えると過剰になってしまう可能性があります。コンソメよりブイヨンのほうが塩分が少ないとは限らないので、味を調整する際はあらかじめ塩味があるか確認しておきましょう。
チキンブイヨン代用のまとめ
チキンブイヨンは、コンソメなどほかのだしで代用可能です。特にチキンベースのコンソメスープの素なら、あまり調整せずに使えるでしょう。
だしは味の決め手になるものなので、料理に合わせてどんな代用品が向いているか確認することが重要です。鶏がらスープや味覇などクセが強い調味料の場合、調整が必要になるケースも考えられます。
[文・構成/grape編集部]