靴下を履いたまま寝てもいい? グンゼの回答に「思わぬデメリットが…」
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- 取材協力
- グンゼ株式会社
寝る時は、足を温めたほうがリラックスした状態で眠りに入れるといわれています。
特に寒い時期は靴下を履いたまま寝たいと思うことが多いですよね。では、足が冷えないように、靴下を履いて寝てもいいのでしょうか。
肌着やストッキングなどの繊維製品メーカーである、グンゼ株式会社(以下、グンゼ)に、就寝時の靴下着用について取材しました。
就寝時に靴下を履くメリット・デメリットとは?
就寝時に靴下を履くメリットをグンゼに聞いたところ、以下の回答がありました。
就寝時に靴下を履くと足を温かく包み、入眠しやすい環境を作るというメリットがあります。
靴下を履いたまま寝るのは有効のようですね。その一方で、このような注意点もあるようです。
靴下を履いて寝ることで、足が蒸れて不快感を覚え、かえって睡眠を妨げられる場合もあります。
また、靴下の締め付けが強いと足の血液循環が悪化し、冷えの原因になることもあるのです。
靴下を履いて寝ることが、かえって冷えの原因になるなど、デメリットもあるようです。
では、就寝時に足が冷たくなるのを避けたい場合はどうすればいいのでしょうか。
グンゼに聞いたところ、「足先を覆わないレッグウォーマーがおすすめ」とアドバイスがありました。
レッグウォーマーを活用することで、足先の蒸れや締め付けを避けることができ、なおかつ温まりすぎないのもポイントとのこと。
「靴下を履いて寝ているけれど、あまり効果が実感できない」「足が蒸れて寝にくい」という人は、レッグウォーマーを試してみるといいかもしれません。
※写真はイメージ
足の冷えを予防するポイント
レッグウォーマーを利用するほかに、足や足先の冷えを予防する方法はないのでしょうか。
以下の4つが足の冷え対策として挙げられます。
・栄養バランスのいい食事をとる。
・温度や気候に適した衣類を着る。
・運動をして筋力をつける。
・入浴して身体を温める。
例えば、食事面では血行をよくするビタミンE、肉や卵など筋肉を作るのに必要なタンパク質を摂取するほか、ショウガ、ニンニクといった体を温める効果がある食材を取るのがおすすめ。
また、筋肉をつけるのなら、一番大きな筋肉がある太ももや、足先に回った血液を組み上げるポンプの役割を持つふくらはぎを鍛えましょう。全身浴でしっかりと身体を温めるのも大事なポイントです。
※写真はイメージ
就寝時に靴下を履くメリットはあるものの、睡眠の妨げになることもあるため、足の冷えが気にならない人は素足で寝たほうがよさそうですね。
もし冷えが気になる場合は、グンゼのアドバイスを参考にレッグウォーマーを利用するなどの工夫をしてみてください。
[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]