「靴下の重ね履きで暖かくなる」って本当? 『靴下屋』の投稿に「コレは知らなかった」「大事な情報」
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2024年1月15日現在、強い寒気の影響により、北陸地方では積雪や吹雪に注意が必要です。
元日に発生した、石川県能登地方を震源とする、令和6年能登半島地震以降、被災地では最も厳しい冷え込みとなる予想がされています。
多くの被災者が避難所生活を余儀なくされており、寒さによる体調の悪化や低体温症などが心配されています。
靴下を何枚も重ね履きするのはNG
靴下やタイツを販売する『Tabio』や『靴下屋』などを運営しているタビオ株式会社は、X(Twitter)アカウントで靴下の重ね履きについて投稿。
靴下を何枚も重ね履きするのは、血流を悪くし、かえって冷えてしまう場合があるといいます。
靴下を重ねるなら2枚程度が限界とのこと。それ以上は蒸れてしまい、冷えの原因にもなるそうです。
また、防災に役立つさまざまな情報を発信している警視庁警備部災害対策課の投稿を紹介し、アルミホイルを使った防寒対策もおすすめしていました。
実際にやってみた
警視庁によると、まず、靴下を履いた後で、アルミホイルをつま先に巻きフィットさせます。
続いてその上からさらに靴下を履いてください。2足目はウールの素材など足を締め付けないゆったりとしたものを選んだほうがいいでしょう。
かなりの冷え性である筆者が試してみると、確かに足先がホカホカし、長時間温かさを保つことができました!
ただ、難点は歩き回るとアルミホイルがバラバラになってしまうこと。じっとしている時には、いい方法かもしれません。
これらの投稿には「知らなかった。やってみよう」「ゴミ袋、ビニール袋を外側に履くのも効果的だよ」「大事な情報。アルミホイルは避難袋に入れておこう」などの声が寄せられていました。
またタビオ株式会社によると、「足先が冷える場合は、足首を温めるのも効果的」だといいます。
被災者が少しでも温かく過ごせるよう、多くの支援や有益な情報が届くことを願ってやみません。
[文・構成/grape編集部]