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敷布団はコインランドリーで洗濯できる! 利用手順3ステップや料金を解説

By - grape編集部  公開:  更新:

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畳んだ布団の写真

※写真はイメージ

「敷布団がコインランドリーで洗えるかが分からない」「敷布団を洗って失敗しないか不安」と思っている人もいるのではないでしょうか。

敷布団はコインランドリーで洗濯できます。ただし、洗い方や注意点を押さえておかないと、敷布団が傷んで使えなくなってしまう可能性も。敷布団をコインランドリーで洗う際は、正しい方法を理解しておくことが重要です。

そこで本記事では、コインランドリーで敷布団を洗う手順を解説します。コインランドリーで洗えない時の対処法も解説するので、ぜひ最後までお読みください。

敷布団はコインランドリーで洗濯できる

ドラム式洗濯機の写真

敷布団は、コインランドリーを利用すれば簡単に洗濯できます。寝汗や皮脂汚れを落とせるので、ダニやカビ対策にも効果的です。家庭用の洗濯機よりも大容量なので、洗剤が隅々まで行き届くのもメリット。

自宅の洗濯で残ってしまう汚れも、コインランドリーを利用すれば落とせる可能性があります。コインランドリーの料金は、洗濯から乾燥まで1500円前後が目安です。

敷布団をクリーニングに出すと5千円以上かかるため、コインランドリーを利用すれば費用を抑えられます。また、敷布団を洗う際に、コインランドリーを使うと時間の短縮も可能。

自宅で洗う時のように干して乾かす必要がなく、洗濯から乾燥まで1時間~1時間半程度で済みます。料金が手頃で、時間を短縮できるため、敷布団の洗濯はコインランドリーの利用がおすすめです。

敷布団をコインランドリーで洗濯する前に確認したい3つのポイント

品質表示タグの写真

敷布団の洗濯でコインランドリーを利用する際は、素材や加工などを確認する必要があります。

コインランドリーの洗濯に適さないものを洗うと、形が崩れて使えなくなってしまうことも。コインランドリーを利用する前に確認して、敷布団を安全に洗えるようにしましょう。

洗濯機を利用できる素材か

敷布団をコインランドリーで洗濯する際には、洗濯機にかけられるか確認が必要です。洗濯機にかけられるかは、敷布団の洗濯表示を見て確認します。

手洗いのみや洗濯禁止の表示がなければ、コインランドリーの洗濯機を利用可能です。コインランドリーで洗えないことを意味する洗濯表示は、以下のとおり。

洗濯表示の画像

綿や羊毛の含まれている敷布団は、洗濯機を使用できない場合が多いです。洗濯不可の敷布団を洗うと、綿が端に寄ったり水を含んでつぶれたりすることも。敷布団が使えなくならないように、事前に洗濯表示を確認しましょう。

キルティング加工されているか

キルティング加工が施されている敷布団であれば、洗濯機にそのまま入れて洗えます。キルティングとは、表布と裏布の間に中綿を挟んで、格子状や波線上に縫い合わせる加工法です。

キルティング加工が施されていない敷布団を洗濯する際は、紐で縛ったりネットに入れたりする必要があります。キルティング加工のされていない敷布団をそのまま洗うと、綿が偏って使えなくなってしまうことも。

コインランドリーの利用前に、洗っても問題がない敷布団かどうかを、事前に確認しておきましょう。

乾燥機を利用できる素材か

コインランドリーで乾燥機を利用する場合は、敷布団がタンブル乾燥に対応しているか確認しましょう。タンブル乾燥とは、洗濯物を回転させながら熱風を当てて乾かす方法です。

業務用やドラム式の洗濯乾燥機に備わっています。タンブル乾燥に対応しているかは、敷布団の洗濯表示を見れば確認可能です。タンブル乾燥の洗濯表示は以下のとおり。

洗濯表示の画像

左が『タンブル乾燥ができる(排気温度上限80℃)』、右が『低い温度でのタンブル乾燥ができる(排気温度上限60℃)』という洗濯表示です。

一般的に、コインランドリーの乾燥機はタンブル乾燥を行っていますが、以下のマークが付いている敷布団は、タンブル乾燥ができません。

洗濯表示の画像

タンブル乾燥不可の敷布団の場合は、持ち帰って干す必要があります。特に、熱に弱い綿や羊毛素材の敷布団は、タンブル乾燥に対応していないことが多いです。

乾燥機にかけると、生地を傷めて使えなくなってしまう可能性があります。敷布団の洗濯表示を確認し、乾燥機にかけられない場合は自宅で干して自然乾燥させましょう。

敷布団をコインランドリーで洗う手順3ステップ

衣類ネットの入った洗濯機の写真

敷布団を洗うためにコインランドリーを利用する場合、正しい方法で洗濯から乾燥まで行う必要があります。洗い方を間違えると、生地や中綿がつぶれて使えなくなってしまうことも。正しいやり方を理解して、コインランドリーを利用しましょう。

紐で縛る

洗濯機に入れる前に、敷布団を紐で縛るかネットに入れます。くるくると巻いて、筒状になるように折り畳んでから、紐で3~4点縛るのがポイント。洗濯中に型崩れを起こさないように、きつめに紐で縛ります。

紐で縛ったりネットに入れたりする前に、布団カバーやシーツは外しておきましょう。キルティング加工が施されている敷布団は、詰め物の偏りが起きにくいため、紐で縛らなくても洗濯可能です。

洗濯機で洗う

敷布団のサイズに合う洗濯機を利用します。洗濯機の容量は、シングルサイズの布団で15kg、ダブルサイズの布団で25kgが目安です。実際に敷布団を洗濯機に入れてみて、適量ラインを超えないものを選べば問題ありません。

敷布団を洗濯機に入れてコースを選択し、料金を支払うと運転が始まります。洗濯にかかる時間はおよそ1時間~1時間半です。敷布団の大きさに対して、洗濯機が小さすぎると、十分に洗えない可能性があるため注意しましょう。

乾燥機にかける

洗濯が完了したら、容量の3分の1以下に収まる大きさの乾燥機にかけます。敷布団に対して、乾燥機の容量が小さすぎると、乾ききらない可能性も。

乾燥機は、大きめのものを選ぶのがおすすめです。布団専用の乾燥機がある店舗もあり、普通のものと比較して早く乾かせます。

乾燥にかける際は、全体に満遍なく熱風をあてるために、洗濯の時に使用したネットや紐は外します。乾燥に必要な時間は約1時間程。

乾燥の途中で敷布団の裏表をひっくり返すと、満遍なく乾きやすいです。敷布団を乾かすだけでなく、ダニやカビ対策にもなるため、十分な時間乾燥機にかけましょう。

敷布団をコインランドリーで洗濯する料金

コインランドリーで洗濯する女性の写真

敷布団1枚をコインランドリーで洗濯する料金は、大体1500円以上です。洗濯に約1千円以上、乾燥に約500円以上かかります。洗濯から乾燥まで全自動で行えるものでもほぼ同じ料金です。

敷布団のサイズが大きいと、大きな洗濯容量や長い乾燥時間が必要になり、費用がかさむことも。ただし、クリーニングよりは費用を安く抑えられます。

クリーニングに出すと5千円以上かかるため、コインランドリーを利用するほうが経済的です。コインランドリーによって料金が異なるため、店舗のホームページであらかじめ確認したり、比較したりしておきましょう。

敷布団をコインランドリーで洗う頻度

ベランダで布団を干す写真

敷布団を洗う頻度は、半年に1回程度が目安。敷布団はシーツやカバーをつけて使うため、直接フケや皮脂がつきにくいです。そのため、シーツやカバーを頻繁に洗濯していれば、敷布団は汚れにくいでしょう。

ただし、汗や結露による湿気が敷布団にたまり、カビやダニが繁殖することも。そのため、定期的に敷布団を干すなどして対策することが重要です。定期的に敷布団を乾燥させれば、年に1~2回洗濯するだけで、清潔な状態を維持できる可能性があります。

反対に、敷布団を高頻度で洗うと、傷むのが早まって使えなくなることがあるので要注意です。敷布団の洗濯は、多くても4か月~半年に1回にしましょう。

敷布団をコインランドリーで洗えない時の対処法3選

湯舟に洗剤を入れる写真

敷布団の素材や加工によっては、コインランドリーで洗えません。コインランドリーで洗濯できない時は、ほかの対処法が必要です。洗えない時の対処法を理解して、敷布団を清潔に保ちましょう。

浴槽で踏み洗いする

洗濯機を利用できず、水洗いができる敷布団は、浴槽に水を溜めて踏み洗いする方法が適しています。敷布団を浴槽で踏み洗いする手順は、以下のとおりです。

  1. お風呂の浴槽に40℃前後のぬるま湯を溜めて、中性洗剤を入れる。
  2. 敷布団を入れて30分~1時間程つけ置きする。
  3. 外側の布が破れないように丁寧に踏み洗いする。
  4. 敷布団をひっくり返して、再度踏み洗いをする。
  5. 水の入れ替えを繰り返して、泡が出なくなるまですすぐ。
  6. すすぎが終わったら敷布団を踏んで水を絞り、浴槽の淵(ふち)にかけて水切りする。
  7. 水滴が垂れない程度に水が切れたら、物干し竿などに干して乾燥させる。

敷布団を洗う時は、生地を傷めないようにオシャレ着用の中性洗剤を使います。敷布団は乾くまでに1日以上かかるため、天気予報を確認して、2日間は晴れが続くタイミングで洗いましょう。

乾燥機だけを使う

洗濯ができない敷布団は、コインランドリーの乾燥機にかけるだけでもカビやダニ対策が可能です。敷布団は使っている間に寝汗や結露の影響で水分を含んでいきます。

湿気がたまったままの敷布団には、カビやダニが発生しやすいです。乾燥機にかけて湿気を飛ばすだけでも、カビやダニの繁殖を抑制できます。

乾燥機のみ利用する場合は、20~30分程乾かすのが目安。ただし、皮脂やフケなど、表面に付着した汚れは落とせないので注意が必要です。

クリーニングに出す

水洗いも乾燥もできない敷布団は、クリーニングに出しましょう。専用の洗剤を使って洗うので、天日干しや家庭での洗濯では落とせない汚れを落とせます。

カビの繁殖などによって黒ずんだり、シミになったりしているところがある場合は、クリーニングの利用がおすすめです。

敷布団をクリーニングに出す時にかかる費用は、1枚につき5千円以上。費用は高くなりますが、敷布団の洗濯で失敗したくない人におすすめの方法です。

敷布団をコインランドリーで洗って失敗した時の対処法

布団店のぼり旗の写真

敷布団の洗濯に失敗した時は、布団の専門店やクリーニング店で打ち直しをするしかありません。敷布団をコインランドリーで洗濯する際に、よくある失敗は以下のとおり。

  • 中綿が偏る。
  • 綿や羊毛が縮んで固まる。
  • 外袋が破れて綿が出る。

打ち直しは、敷布団の中身を入れ替えてもらう修復方法です。店舗によりますが、敷布団1枚につき1万円以上かかるため、買い直したほうが安いことも。また、打ち直しに対応している店舗は少なく、探す手間がかかります。

打ち直しや買い直しをするとなると、高い費用を支払うことになるので、失敗を未然に防ぐことが大切です。失敗しないように、敷布団の洗濯表示を確認してから洗いましょう。

敷布団を清潔な状態に保ちたいならコインランドリーを利用しよう

団を清潔な状態に保ちたいならコインの写真

敷布団は、コインランドリーの洗濯機で洗えます。素材や加工によって、洗えなかったりひと工夫必要であったりするので、事前に押さえておきましょう。

敷布団の洗濯にコインランドリーを利用する際は、約1500円以上必要です。コインランドリーで洗濯ができない敷布団は、ふみ洗いしたりクリーニングを利用したりする必要があります。

洗濯に失敗すると、敷布団が使えなくなることがあるので要注意です。修復する場合は、コインランドリーで洗濯するよりも高い費用が必要になることも。

事前に、コインランドリーで洗える敷布団かを確認するのがポイントです。正しい方法でコインランドリーを活用して、敷布団を清潔な状態に保ちましょう。


[文・構成/grape編集部]

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