中華まんをレンチンしたらカチカチ、いったいなぜ? 理由に「そうだったのか」「間違ってた」
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※写真はイメージ
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- 出典
- 山崎製パン
ふっくらとした食感の中華まんは、身も心も温めてくれるもの。特に冬には、「つい食べたくなる」という人も多いのではないでしょうか。
自宅で手軽に楽しめる商品も多いですが、温め作業で失敗し、カチカチになってしまうことも。メーカーの公式情報より、固くなってしまう理由を解説します。
中華まんが固くなる主な理由は「温めすぎ」
「電子レンジで温めた時、中華まんが固くなってしまう」という消費者の疑問に、公式サイト上で回答しているのは、肉まんを製造している山崎製パン株式会社です。
電子レンジ加熱で中華まんがカチカチになってしまうのは、水分が飛んでしまうためです。もともと中華まんは、蒸し料理の1つ。水分を含ませ、ふっくら仕上げるのがポイントです。
電子レンジは素早く食品を温めてくれますが、加熱しすぎると水分が抜けてパサパサになってしまいます。山崎製パンによると、「特にあんまんは注意が必要」とのこと。あんこは水分が飛びやすく、一度固くなってしまうと、もとには戻りません。
電子レンジは電磁波で食品を温めますが、その当たり方にムラがあると、一部分のみを加熱しすぎている状態に。口当たりが悪くなり、やはり固くなってしまいがちです。
オート機能は使わないことが大切
中華まんが固くなるのを防ぐために、もっとも重要なのは「電子レンジのオート温め機能を使わない」ということ。
ボタン1つで食品の重さを計測し、最適な温め時間を計測してくれるオート機能ですが、中華まんには向いていません。包装紙に記載された温め時間を、手動で設定して加熱するようにしてください。
また、水分を逃がさない工夫も取り入れるのがおすすめです。
中華まんの底の紙を取り外したら、中華まん全体を水にさっとくぐらせましょう。ふんわりとラップをかけてお皿に載せたら、1個当たり30秒(500W)を目安に加熱します。最初はやや短めに時間を設定し、様子を見ながら調整するのがおすすめです。
電子レンジで温めた後は、ラップにくるんだままの状態で1~2分蒸らしましょう。水分を逃がさず、よりふっくら仕上げられます。
せっかくの中華まんは、おいしく食べたいもの。電子レンジを使う場合、「温めすぎ」を防ぐだけでもふっくらおいしく仕上がるでしょう。水分を逃がさず、しっかり閉じ込めることが最大のポイントです。オート機能は使わず、「カチカチ」を防いでくださいね。
[文・構成/grape編集部]