スペインのうどん屋たちが経営の危機…その理由に、日本人から怒りの声
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秋田県のスーパーで買った鮭弁当 フタを開けたら?「笑った」「世界は広いわ」「秋田県のわりとマジでおすすめなグルメ」というコメントを添えて、Xに写真を投稿したのは、鬼灯すすき(@susuki_hozuki)さん。 秋田県の有名な食べ物といえば、きりたんぽや稲庭うどんなどを、思い浮かべる人が多いでしょう。しかし、ほかにも秋田県の名物があるのだとか。

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。
- 出典
1993年にヴェルディ川崎に入団し、Jリーガーとして活躍したサッカー選手・石塚啓次さん。Jリーグ引退後も、アパレルブランドを設立し新たな分野で活躍していました。
そんな石塚さんが2014年、更なる新分野に挑戦。なんと、スペインに移住し、うどん屋を経営し始めたのです。
2年もの歳月をかけ『YoI Yoi Gion 宵宵祇園』という店を開くと、本格的な味と和にこだわった内装が大人気に。現地の人たちから愛される店となりました。
順風満帆と思われた、うどん屋経営…しかし2016年3月9日、石塚さんのFacebookで驚くべき事実が伝えられたのです。
『うどん屋やめます。うどんって文字を使うなと言われました』
なんと、突然弁護士から『UDON(うどん)の商標登録が取られているので、この言葉を使って営業しないでください』と手紙が来たのです。
商標登録をしたのは、うどん屋を営むスペイン人。他のうどん屋に対しても、同じような警告を送っているそうです。
このままでは、店の看板から『うどん』という文字を消さなければならない…なにより、うどんを作っているのに『うどん屋』という名で経営ができなくなってしまう。
とはいえスペインで裁判を起こしたとしても、不利になってしまうのは容易に想像できます。
裁判には勝てないが、このままでは他のうどん屋も経営の危機を迎えてしまう…。自分ひとりでは対処できないこの現状に対し、投稿で助けを求めたのです。
石塚さんの投稿に対し、コメント欄には多くの人からメッセージが寄せられました。
石塚さんによると、経営はこのまま続行し『うどん』という名前は使わないという方針でいくそうです。
日本料理であるうどんを、スペインで広めるために始めたお店。にもかかわらず『うどん』の名前を使えなくなるのは、石塚さんにとって非常に辛いことと思います。
突如起きた、この『うどん問題』。これからもスペインで日本料理を広めていくため、良い形で解決することを願います。