エアコンの暖房効率を上げるなら? 三菱電機が伝える3つのコツに「そこが重要なのか!」
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「うちの室外機、危なかった…」 台風前に見直すべき設置場所とは台風が自宅周辺に接近、上陸すると、雨や風による被害を受けることがあります。停電や食料品などの対策は行っていても、エアコンに対策をしている人は少ないのではないでしょうか。この記事では、エアコンを守る台風対策を紹介します。
- 出典
- 三菱電機
冬の寒さをしのぐためにエアコンをつけても、電気代が気になって温度設定を上げにくいことも。そんな時には暖房効率アップの工夫をしてみましょう。効率よく部屋をあたためるコツを取り入れれば、お得に冬を乗り切れます。
注目点はエアコンの吹き出し角度
効率よく部屋をあたためることは、過ごしやすくなるだけではなく省エネにも役立ちます。ひいては電気代の節約にも直結するでしょう。エアコン「霧ヶ峰」をはじめとした電化製品を手がける三菱電機直伝のコツを見逃すわけにはいきません。
そこで注目したい点はエアコンの吹き出し角度です。
「あたたかい風を部屋全体に行き渡らせたい!」と思い、風向き(ルーバー)を上に向けていませんか。実はこれでは逆効果になってしまいます。
あたたかい空気は上へ上がり、冷たい空気は下に溜まる性質があります。そのため、風向きを上にすると温風が天井側に溜まってしまい、部屋があたたまりにくいのだそうです。
効率よく部屋をあたためたい時には、次の3つのコツを取り入れてみましょう。
1.風向きを下に向ける
エアコンの吹き出し角度を60°以上の下向き設定にすると、あたたかい空気が床方面に溜まりやすくなります。風速を「強め」または「自動」にするとさらに効果が上がるそうです。
なお、風速コントロールはエアフィルターの汚れが影響します。汚れていると溜まったホコリが邪魔になり、風速が強くなりません。「効果がないな」と感じたら、まずはエアフィルターを見てみましょう。
2.長い時間を過ごす場所に風向きを調整する
部屋全体をあたためるより、人が長い時間を過ごす場所を優先的にあたためると過ごしやすくなります。ソファーやダイニングテーブルなどに温風が届くよう風向きを調整しましょう。
特に足元をあたためるようにすると効果があります。人は足元があたたまると寒さを感じにくくなるためです。
3.肌に直接エアコンの風を当てない
風向きを変える場合、エアコンの風が肌に当たらないように注意しましょう。風が直接当たると肌が乾燥し、より強く寒さを感じる可能性があるためです。乾燥肌の人はエアコンの風向きとともに保湿ケアも気にしてみてはいかがでしょうか。
風向きを変えるだけで暖房効率がアップし、省エネでも部屋をあたためやすくなります。冬の寒さは健康の大敵です。上手に部屋をあたためて、心地よい冬を過ごしましょう。
[文・構成/grape編集部]