「故障なの?」 エアコンから生ぬるい風 正体に「そんな機能が!」
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- 出典
- curama.jp
気温が高い日に大活躍のエアコンですが、運転を止めたはずなのにエアコンから生ぬるい風が出てきているのに気付いたことはありますか。
この生ぬるい風は、エアコンが『内部クリーン運転』を行っているために出ている風なのだそう。
「涼しくなったから止めたのに、また暑くなっちゃう」と内部クリーン運転を切りたくなってしまいますが、切らずに行うことが推奨されているのです。
内部クリーン運転の重要性と上手な使い方について、詳しく解説します。
内部クリーン運転は使わないと損!
内部クリーン運転はなぜ重要視されているのでしょうか。その理由を、暮らしに関わるサービスを頼める『くらしのマーケット』の公式Instagram『curama.jp』(curama.jp)の投稿をもとに見ていきましょう。
※画像は複数あります。左右にスライドしてご確認ください。
内部クリーン運転でカビ予防
内部クリーン運転とは『エアコン内部を乾燥させてカビを予防する機能』のこと。
通常、冷房や除湿を行うと内部が結露し、カビが繁殖しやすくなります。
内部でカビが繁殖してしまうと、吹き出された風とともにカビや雑菌が部屋中に充満するほか、嫌な臭いまで発生してしまう場合もあります。
そういった事態を防ぐために、エアコンを使用した後の内部クリーン運転は大切なのです。
内部クリーン運転で気になること
冷房を止めた後に送風運転を行うため、室内の温度が上がってしまうというデメリットがあります。そのため、外出前や就寝前などのタイミングで内部クリーン運転を行うのがおすすめです。
「外出中に稼働させて、いつ終わるの?」「放っておいて、電気代はどれぐらいになるの?」など、気になるところも解説しておきましょう。
動作時間について
メーカーや設定により異なりますが、内部クリーン運転は冷房停止後に30~90分程度に自動で送風運転をした後に停止します。
エアコンメーカー各社は冷房を使うたびに内部クリーン運転を行うことを推奨していますが、リビングなど、常に人がいる部屋では難しいかもしれませんね。
動作時間などが気になる場合は『外出中などに行う』などの工夫をしてみましょう。
電気代について
気になる電気代は1回3~5円程度で、毎日使ったとしても月額90~150円台です。
内部にカビが発生してしまうと高いエアコンクリーニング費用がかかる可能性もあります。内部クリーン運転を行い、カビが発生するのを予防しておくほうが安心でしょう。
内部クリーンの確認方法
お使いのエアコンに内部クリーン運転が付いているのか分からない場合、リモコンを見てみましょう。リモコンに『内部クリーンボタン』があれば、機能が付いているエアコンです。
もし内部クリーン機能がエアコンに付いていない場合は、エアコンを停止する時に60~90分の『送風運転』を行いましょう。タイマーでOFFになるように時間設定すれば、切り忘れる心配もありません。
なお、エアコン内部を乾燥させる『内部クリーン機能』とフィルターに溜まったホコリを自動で掃除する『お掃除機能』はまったく別の機能です。
内部クリーン時に臭いが気になる場合は
内部クリーン運転の稼働中に室内の空気が臭う原因は、生活臭とエアコン内部のカビやホコリの臭いなのだそう。気になる場合、まずは換気を行ってみましょう。
換気をしても解消しない場合は、プロにエアコンクリーニングを頼むことをおすすめしています。
冷房を止めた後の内部クリーン運転はカビを防ぐための大切な運転です。うまく活用して、エアコンやお部屋の環境をきれいに保ちましょう。
[文・構成/grape編集部]