エアコン試運転をする前に… 過去には火災も発生している、危険な使い方とは?
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暑くなってくると、熱中症予防のためにもエアコンが必要不可欠。
体調管理のためにも適切にエアコンを使うことが大切です。
試運転前にちょっと待った!チェックポイント3選
夏が本格化する前に、エアコンの試運転はしましたか。
暑くなってからエアコンが使えないことに気付いて修理を頼むと、時間を要してすぐに使えない…なんてこともあります。
そのため、だんだんと暑い日が増えてきたら試運転をしておくと安心です。
その前に、ひさびさにエアコンに電源を入れる人は、試運転前にチェックしてほしいポイントがあります。
最悪の場合、火災につながる恐れもあるので「まぁ大丈夫でしょ」と軽く見ずに、試運転前に一度チェックしてみてください。
『独立行政法人 製品評価技術基盤機構』は、YouTubeチャンネル『NITE official』で試運転前の3つのチェックポイントを公開しています。
火災の恐れも…!試運転前に要チェック
まずは、コンセントです。エアコンの電源プラグは専用のコンセントに挿していますか。
延長コードなどを使用していると、最悪の場合、発火につながり、火事になる可能性もあります。
出典:NITE official
実際に、30代男性が、延長コードにつないでいたことで火災の事故が発生しています。
エアコンの電源プラグは専用のコンセントにつなぎましょう。
また、ホコリが溜まっていると、そこに湿気が帯びると電気の通り道ができる『トラッキング現象』によって発火する可能性があります。
出典:NITE official
特に夏場は、湿度が高くなるため、トラッキング現象に注意が必要です。
掃除をする際はコンセントを電源プラグから取ってから拭きをしてくださいね。ついでに、エアコンのフィルターのホコリも取り除いておきましょう。
出典:NITE official
室外機のまわりは、きれいにしていますか。可燃物があると、大きな火災につながる恐れがあります。
また、小動物や虫などのすみかとなり、エアコンの内部に入り込み配線をかじったり、電源基板に接触したりして発火する可能性も…。
周辺に物を置いていた人は、エアコンを使う前に片付けましょう。
出典:NITE official
試運転前のチェックで異常がなければ、設定可能な最低温度で冷房運転を10分間試して確認します。
さらに30分運転して、以下を確かめてくださいね。
・室内機から水漏れがないか。
・室内機や室外機から異音・異臭(焦げ臭いにおい)がないか。
・エラー表示がないか、意図せず電源が落ちないか。
気象庁は、2025年の夏は平年よりも暑くなると発表しています。
試運転で動作をチェックしたエアコンを使って、夏を乗り切りましょう!
[文・構成/grape編集部]