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「スポンジの硬い面は注意して」 企業に聞いた!正しい使い方に「もう迷わない」

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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※写真はイメージ

キッチンスポンジには、表と裏で素材の違うタイプがあります。

片方は柔らかく、もう片方は少し固めの素材が使われていますが、なぜ異なる素材を組み合わせているのでしょうか。

また、それぞれの面をどのように使い分ければいいのかも気になるところですよね。

キッチンスポンジの正しい使い方を、キッチンスポンジをはじめとする家庭日用品を手掛ける、株式会社小久保工業所(以下、小久保工業所)に取材しました。

2層構造や3層構造のキッチンスポンジがある

小久保工業所によると、「キッチンスポンジは、ポリウレタンフォームだけの1層構造や、不織布などがついた2層構造、各種素材を組み合わせた3層構造などがあります」とのこと。

1層構造、2層構造、3層構造のスポンジをそれぞれ見てみましょう。

1層構造スポンジの例

ポリウレタンフォームという柔らかい素材を使ったスポンジ。ポリウレタンフォームは、泡立ちがいいのが特徴です。

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小久保工業所の『日本製のキッチンスポンジ』

2層構造スポンジの例

2層構造と3層構造タイプは、ポリウレタンフォームなどの柔らかいスポンジと固めの不織布を組み合わせています。

固めの素材であるポリエステル不織布、ナイロン不織布は、汚れ、こびりつきを落としやすいのが特徴。

ちなみに、下記のスポンジに使われている材質は、ポリエステル不織布とポリウレタンフォームです。

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小久保工業所の『バリューチョイス キッチンスポンジ ソフトタイプ5個入』

3層構造スポンジの例

このスポンジには、ポリエステル、ナイロン不織布、ポリウレタンフォームの3つの材質が使われています。

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小久保工業所の『洗浄力プラスキッチンスポンジ』

小久保工業所に異なる特徴の素材を組み合わせている理由を聞いたところ、「1つのスポンジに、汚れ落とし、泡立ち、水切れという、食器洗いに必要な機能を持たせるためです」と回答がありました。

つまり、スポンジを持ち替えずにいろいろな汚れに対応できるようになっているということですね。

スポンジの表と裏の使い分け方

表と裏で素材が異なるキッチンスポンジを使う際、気になるのが使い分けです。

例えば、固いほうで一般的な食器を洗ってもいいのでしょうか。

スポンジに不織布面があれば、基本的には不織布面で食器を洗います。不織布面は汚れ落としに適しているからです。

ただし、食器が傷付くのが気になる場合は、ポリウレタンフォームなどソフトタイプのスポンジ面で洗っても問題ありません。

続いて、表と裏を使い分けるポイントや注意点、アドバイスも聞いてみました。

不織布面に研磨材などが含まれているタイプは注意が必要です。

研磨材を含むタイプは鍋や調理器具などのガンコ汚れを落とすのに適していますが、食器には適さない場合があります。

必ずパッケージの記載をよく読んで、適したものにお使いください。

表と裏で素材が異なるキッチンスポンジは、汚れ落とし、泡立ち、水切れという、複数の機能を兼ね備えています。

「どちらの面を使ったらいいか迷っていた…」という人は、本記事を参考にしてくださいね。


[文/デジタル・コンテンツ・パブリッシング・構成/grape編集部]

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取材協力
株式会社小久保工業所

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