計算する時に弾くアレ この漢字は何と読む?【クイズ】
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寒い日の外出が楽しくなる! 知って得する“冬”にまつわる2大表現の秘密「冬将軍」と「雪の華」の意味を知ると、冬の景色が一変します。ナポレオンの敗戦が語源の『冬将軍』と、古今和歌集にも見られる『雪を花に例える表現』の美しい由来を解説。寒い日でも外に出たくなる、日本語の奥深さに触れてみましょう。

え、これ漢字で書くと… 日常アイテムの漢字、あなたはいくつ知ってる?「こたつ」「タンス」「やかん」など、毎日目にしているのに漢字で書けない日常アイテムはありませんか?書けそうで書けない3つの漢字クイズに挑戦!正解とともに、漢字に隠された驚きの由来やトリビアも紹介します。あなたの日本語力が試されます。






読みが難しい難読漢字の問題に挑戦です。『算盤』、この漢字は何と読むか分かりますか。
この漢字は、読み方を知っている人も多いかもしれません。そのまま『さんばん』と読むのも間違いではありませんが、一般的にお馴染みの読み方を考えてください。
下に答えが出てきます。答え合わせと同時に、漢字の語源についても確認しましょう。
気になる答えは…
『算盤』の読み方は、『そろばん』でした。この問題は、少し簡単だったかもしれませんね。
『算』と『盤』の2文字で『そろばん』と読みますが、『算』の字は単独で『そろ』と読むことはありません。
『そろばん』という言葉は、『算盤』の中国語読みの『スワンパン』が語源といわれています。
古代中国では、『算』は数を数えること、『盤』は台を意味し、『数を数える台』という意味で『算盤(そろばん)』となりました。
『そろばん』は、『算盤』が一般的ですが、ほかにも『十露盤』や『珠盤』など、50種類以上の当て字が使われていたそうです。
ちなみに、『そろばん教室』のことを『珠算教室』ということもありますが、『珠算』というのは『そろばんを使って計算する』ことを意味しています。
漢字は、読みだけでなく意味や成り立ちを詳しく知ると、言葉の裏にある歴史も分かり、面白いですね。
[文・構成/grape編集部]