カビ取りスプレー、天井にかけないで! メーカーの注意点に「これは危険」
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- 出典
- カビキラー
カビトラブルに悩まされやすい浴室ですが、特に天井は「お手入れが難しく気付いた時には広がってしまっている…」という人も多いのではないでしょうか。
できるだけ早めにカビ取りスプレーでお手入れしたいところですが、天井での使用には注意するべき点もあります。
SCジョンソン社が運営する『カビキラー』公式サイトのFAQサイトより紹介するので、ぜひ参考にしてみてください。
カビ取りスプレーを天井に直接吹き掛けるのは危険
浴室の天井は、掃除が行き届かず、カビの温床となりやすい場所です。『カビキラー』のようなカビ取り剤を使ったお手入れは有効ですが、やってはいけない行動があります。
『カビキラー』の主成分は次亜塩素酸ナトリウムと呼ばれる成分で、タンパク質を溶かすという性質があります。皮膚に付着すると表面がヌルヌルし始め、ピリピリとした刺激を感じてしまうでしょう。目に入ると、失明の恐れもあります。
『カビキラー』使用時には、手袋やゴーグルで人体を保護するよう注意喚起されていますが、完全に防御できるとは限りません。目の位置よりも上にある天井の汚れには、直接スプレーしないよう注意してください。
浴室用のカビ取り剤には『カビキラー』以外にもさまざまな種類がありますが、次亜塩素酸ナトリウムを主成分とした塩素系漂白剤については、同様に対処しましょう。
天井のカビ汚れをきれいにする方法
天井のカビに『カビキラー』を直接スプレーすることはできませんが、SCジョンソンの公式サイトでは、効率のよいお掃除方法を紹介しています。
用意するのは、長い柄の付いたバススポンジです。そこにカビキラーをスプレーしたら、柄を伸ばしてカビが生えている部分に広げていきます。ヘッドを回転させるようにすると、作業しやすくなるでしょう。
後はそのまま数分間放置し、シャワーで洗い流せばOKです。シャワーの水が自分にかからないよう注意してください。柄付きスポンジを持つ時は念のためゴム手袋をし、使用後はきれいに洗って保管しましょう。
直接スプレーしなくても、カビが広がってしまった部分に満遍なく塗布でき、数分待つだけですっきりきれいにできます。
『カビキラー』を始めとする浴室用のカビ取りスプレーは、高い効果を持つアイテムです。頑固な汚れをすっきりきれいにできる様子に、満足感を抱く人も多いでしょう。
高い効果を持っているからこそ、使用には注意が必要です。天井のカビ汚れが気になった時には、『カビキラー』公式FAQで紹介されている方法を参考に、お手入れしてみてくださいね。
[文・構成/grape編集部]