浴槽掃除の直後、カビキラーの使用はアリ? メーカーの解説に「確認します」
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- 出典
- SC Johnson
浴槽のカビを落としてくれる塩素系漂白剤のカビキラー。カビが発生しやすい時期には特に使用する機会も増えてきます。
カビキラーは塩素系漂白剤なので『まぜるな危険』の表記の通り、使い方には気を付けなければいけません。
単独で使用しなければいけないということは、浴槽を洗った後などには使用できないのでしょうか。
気になる疑問に答えてくれるのは、カビキラーを販売しているSC Johnsonの公式サイトです。
カビキラーを使う時はどこまで気を付けなければいけないのか、詳しくみていきましょう。
浴槽を洗った後にカビキラーは使えるのか
浴槽を別の洗剤で洗った後に『まぜるな危険』と書いてあるカビキラーを使っても大丈夫なのでしょうか。SC Johnsonの公式サイトでは、以下のように回答しています。
排水で洗剤が混ざってしまうのでは、と心配になりますが危険はないようなので安心ですね。
浴槽を洗剤で洗った後はしっかりと水で洗い流してからにカビキラーを使うようにしましょう。
カビキラーのNGな使い方
カビキラーなどの塩素系のカビ取り剤は、主成分の次亜塩素酸ナトリウムを安定させるためにアルカリ性になっているとのことです。
このアルカリ性が、酸性タイプの製品や食酢などと混ざってしまうと『人体に有害な塩素ガス』が発生してしまうため危険です。
絶対にしてはいけない使い方
1.塩素系と酸性タイプをあらかじめ混ぜること
2.酸性タイプの製品に塩素系のカビ取り剤を振りかけたり、一緒に使うこと
3.塩素系のカビ取り剤を使用した後に水で洗い流さず、酸性タイプの製品を使うこと
この3つの使い方は非常に危険なので、行わないように覚えておきましょう。
カビキラーを安全に使うための注意
カビキラーを使用する時に気を付けるポイントも合わせて紹介します。
必ず換気をする
戸や窓を開ける、換気扇を回すなどして、しっかりと換気をするように気を付けましょう。
SC Johnsonの公式サイトではマスクの着用もおすすめしています。
臭いが気になる場合はマスクを水でぬらしてから使うと臭いの軽減に効果的だそうです。
目に入らないように気を付ける
目を保護するために眼鏡やゴーグルを着けましょう。スプレーする時は、目の高さより上に噴射しないようにしましょう。
ゴム手袋の着用
皮膚にカビキラーが直接付かないようにゴム手袋を着用することも大事だそうです。
専用の容器を使う
カビ取り剤の容器は銘柄によって異なります。内容液を移し替えたり、ほかの製品に付け替えたりしないよう呼びかけています。
以上のように、塩素系の漂白剤は使用の時に気を付けなければいけないポイントが多くあります。
小さなお子様がいたずらしないように、手の届かない場所に保管しておくことを忘れないようにしましょう。
浴槽を洗った後は洗剤を洗い流し、カビキラーは単独で使用したほうがよいことが分かりました。
注意するべきポイントを押さえて、安全にカビ取り掃除を行いましょう。
[文・構成/grape編集部]