適当にできない窓掃除の仕方を詳しく紹介! 汚れの原因や必要な道具も By - COLLY 公開:2024-05-08 更新:2024-05-08 ライフハック掃除 Share Post LINE はてな コメント ※写真はイメージ 窓ガラスは気付くと汚れてしまっていることが多い部分。分かっていても「いつかやらなきゃ」と後回しにしてなかなか掃除できないという人は多いでしょう。毎日掃除しているならいざ知らず、たまにする程度だと汚れはどんどんたまっていきます。 今回は、放置しがちな窓掃除の仕方と汚れの原因、掃除に必要な道具を紹介します。基本を身につければ、いつでも窓掃除に取りかかれてピカピカにできますよ。 窓掃除の仕方 ※写真はイメージ 窓をきれいに掃除するには手順が大事です。いきなりごしごし水拭きしてから乾拭きするだけではきれいになりません。内側と外側の窓、汚れが一番たまりやすいサッシ部分。掃除する時は、サッシ、外側窓、内側窓の順にやるのが効率的です。 この章では、中性洗剤とファイバーを使った窓掃除の仕方を解説します。 内側の窓を掃除する 内側の窓を掃除する時は、まず鍵周りから行いましょう。中性洗剤を少し含ませたクロスで、こするように汚れを落とした後に水拭きと乾拭きを。窓そのものの掃除の仕方は、内側も外側も基本的に同じ、クロスによる水拭きや乾拭きです。 基本を押さえておけばさまざまなアレンジができるので、ぜひ覚えておきたいですね。 【窓掃除に用意するもの】 マイクロファイバークロス 2枚 水 中性洗剤 【窓掃除の手順:基本編】 マイクロファイバークロスを1枚水に濡らして固く絞り、手におさまるサイズにたたむ。 窓の上部から『コ』の字型をイメージして横方向に拭いていく。 側面にあたったら拭いた部分が少し重なるように下にずらして逆方向に拭く。 『2』と『3』を繰り返して下まで拭いていく。 水拭きが終わったら上からクルクル円を描くように乾拭きで水滴を取る。 【窓掃除の手順:応用編】 中性洗剤が入ったスプレーボトルを窓全体に吹きかける。 水で濡らして固く絞ったクロスで上から拭いていく。 乾いたクロスで乾拭きして水滴を取る。 【ポイント】 クロスが汚れたらきれいな面で拭く。 水拭きの後は素早く乾拭きする。 内側を掃除する時は、床に水が飛びやすいので乾いたタオルなどを敷いておくと安心でしょう。また、水拭きをした後に時間をおいてしまうと、水滴の跡が残ってしまいます。そのため、水拭きをしたらすぐに乾拭きすると二度手間にならずに済みますよ。 外側の窓を掃除する 外側の窓を掃除する時に手が届かないと、なかなかきれいにできないですよね。そのような時は掃除グッズの力を借りましょう。 【手が届きにくい外側の窓に便利なグッズ】 窓用のワイパー 両面ガラスクリーナー 窓用のワイパーは長い柄が付いているので、適当なサイズに調整して使えます。ワイパーは長い面の片方がスポンジ、ゴム製ブレードとそれぞれ付いており、スクイージーと同じ構造です。スポンジで水拭きしてブレードで汚れと水分を落とすという使い方ができます。 両面ガラスクリーナーは、強力な磁石の力で窓掃除をするアイテムです。 それぞれ窓の内外に配置してはさみ、内側のクリーナーの動きに合わせて外側も動く仕組みになっているので、窓を拭くために外に身を乗り出すこともありません。安全ベルトが付いているので、磁石が外れても落下する心配がなく、きれいに汚れを落とせます。 サッシを掃除する 窓を掃除する時は、まずサッシを掃除するのがコツ。サッシは一番汚れがたまりやすく、髪の毛や砂ぼこりがぬれて固まるとなかなか取れないやっかいな場所です。乾いた状態で掃除をするために、まずサッシから手をつけましょう。 【サッシ掃除に用意するもの】 掃除機 歯ブラシまたは刷毛 割りばし、つまようじ 水を入れたペットボトル ぞうきん 2枚 中性洗剤(食器用に水で薄めたものでもOK) 【サッシ掃除の手順】 窓の表面を刷毛で上から下に向かって動かし、汚れを払い落とす。 掃除機で刷毛や歯ブラシを使いながら、サッシのほこりや汚れを吸い取る。 ぞうきんを割りばしに巻きつけ、サッシ端の汚れをかき出す。 中性洗剤を吹きかけ、ブラシを使って汚れを落とす。 水で洗剤を流し、乾拭きする。 ペットボトルにブラシを取り付けられるアイテムが百均に売っているので、あるとなお掃除しやすくなります。網戸も掃除する場合は、網戸、サッシ、窓の順に行いましょう。 内側に新聞紙をテープで止め、外側から掃除機をかけてほこりを吸い取る。 ぞうきんを2枚、網をはさんで拭いていく。 これだけで網戸を外さずに掃除ができます。簡単なのでやってみてくださいね。 窓汚れの原因は? ※写真はイメージ 窓ガラスが汚れる原因は、生活環境によって異なります。この章では、内側と外側でどのような汚れがあるのか、それぞれの要因を説明します。 内側の汚れ 室内のほこりやチリは、床だけでなく窓にも付きます。さらに窓の開閉の際にも手あかが付くので、見た目よりかなり汚れているのです。 【窓の内側の主な汚れ】 室内のほこり 手あか 油分の含まれた水蒸気 タバコのヤニ 油をよく使うキッチンからは、油分の含まれた水蒸気が窓に付きます。タバコのヤニも掃除せずに放置すると、窓ガラスが変色する原因に。いずれも目に見えないだけにやっかいですね。 外側の汚れ 窓の外側の汚れは、外の環境により異なります。土の多い公園のそばだったり、海の近くだったり、交通量の多い場所だったりなどで、汚れ具合も多様です。主に雨や花粉、砂、排気ガスによる油脂などさまざまな汚れが張り付いています。 【窓の外側の主な汚れ】 花粉 砂(黄砂含む)やほこり 手あか 雨や結露による水あか 雨や台風などによる泥 網戸の汚れ 排気ガスから出る油脂 台風シーズンは、雨風に乗った砂や泥などが窓にこびりつき、特に汚れやすい時期。花粉が飛散する時期も同様です。 窓掃除に必要な道具 ※写真はイメージ 窓掃除には、さまざまなやり方があります。やり方に合わせて使う道具も異なるので、選ぶのも大変ですよね。この章では、あると便利なものに絞って紹介します。 タオル(マイクロファイバークロス) きれいに拭き取るなら、吸水性の高いマイクロファイバークロスがおすすめ。ペーパータオルでも代用できますが、水滴が残ってしまうことがあります。 マイクロファイバークロスは極細の繊維で作られているため、小さなほこりや油膜を拭き取るのに最適。さらに拭き取る対象を傷つけにくいメリットがあります。 タオル地は繊維のくずがガラスに残りやすいので、できればマイクロファイバークロスを使いましょう。 サッシ用ブラシ 乾いた状態で汚れをかき出したり、中性洗剤で落としたりと何かと活躍してくれる便利なグッズ。サッシは砂ぼこりやゴミがたまりやすい部分なので、あると重宝するでしょう。 ペットボトルにつけられるタイプのブラシがあれば、乾いた状態にも濡らした状態にも使えて一石二鳥です。 スクイージー スクイージーは窓の水分を切りやすくするT字のアイテム。窓ガラスにスクイージーを当てて動かすだけで水滴が簡単に取り除けて便利です。中性洗剤または水が入ったスプレーボトルと組み合わせると、窓掃除が簡単にできます。 百均やホームセンターなどにあるので、購入する際には拭き残しが少ない30cm以下のものを選びましょう。 なお、窓の内側に使う場合には、床に水分が飛び散りやすいためあらかじめタオルを用意しておくのがおすすめです。 新聞紙 新聞を取っている場合は、新聞紙も掃除に活用しましょう。新聞紙の細かい繊維は、汚れを吸着しやすい性質があります。 さらに、インクには窓のツヤ出しやコーティングをする効果も。手のひらサイズに丸めて水で濡らしたものをギザギザに拭き取り、濡らしていないもので円を描くように乾拭きすれば、きれいになります。 身近なアイテムを使って窓掃除をしたいという時に、使ってみてくださいね。 窓掃除をしてスッキリ! ※写真はイメージ この記事では、窓掃除の仕方と汚れの原因、掃除に必要な道具を紹介しました。きれいな窓から外を眺めるのは気持ちがいいものです。できるだけ汚れをためないように小分けして掃除する習慣をつけると、メンテナンスも楽になるでしょう。 [文・構成/grape編集部] Share Post LINE はてな コメント
窓ガラスは気付くと汚れてしまっていることが多い部分。分かっていても「いつかやらなきゃ」と後回しにしてなかなか掃除できないという人は多いでしょう。毎日掃除しているならいざ知らず、たまにする程度だと汚れはどんどんたまっていきます。
今回は、放置しがちな窓掃除の仕方と汚れの原因、掃除に必要な道具を紹介します。基本を身につければ、いつでも窓掃除に取りかかれてピカピカにできますよ。
窓掃除の仕方
※写真はイメージ
窓をきれいに掃除するには手順が大事です。いきなりごしごし水拭きしてから乾拭きするだけではきれいになりません。内側と外側の窓、汚れが一番たまりやすいサッシ部分。掃除する時は、サッシ、外側窓、内側窓の順にやるのが効率的です。
この章では、中性洗剤とファイバーを使った窓掃除の仕方を解説します。
内側の窓を掃除する
内側の窓を掃除する時は、まず鍵周りから行いましょう。中性洗剤を少し含ませたクロスで、こするように汚れを落とした後に水拭きと乾拭きを。窓そのものの掃除の仕方は、内側も外側も基本的に同じ、クロスによる水拭きや乾拭きです。
基本を押さえておけばさまざまなアレンジができるので、ぜひ覚えておきたいですね。
【窓掃除に用意するもの】
【窓掃除の手順:基本編】
【窓掃除の手順:応用編】
【ポイント】
内側を掃除する時は、床に水が飛びやすいので乾いたタオルなどを敷いておくと安心でしょう。また、水拭きをした後に時間をおいてしまうと、水滴の跡が残ってしまいます。そのため、水拭きをしたらすぐに乾拭きすると二度手間にならずに済みますよ。
外側の窓を掃除する
外側の窓を掃除する時に手が届かないと、なかなかきれいにできないですよね。そのような時は掃除グッズの力を借りましょう。
【手が届きにくい外側の窓に便利なグッズ】
窓用のワイパーは長い柄が付いているので、適当なサイズに調整して使えます。ワイパーは長い面の片方がスポンジ、ゴム製ブレードとそれぞれ付いており、スクイージーと同じ構造です。スポンジで水拭きしてブレードで汚れと水分を落とすという使い方ができます。
両面ガラスクリーナーは、強力な磁石の力で窓掃除をするアイテムです。
それぞれ窓の内外に配置してはさみ、内側のクリーナーの動きに合わせて外側も動く仕組みになっているので、窓を拭くために外に身を乗り出すこともありません。安全ベルトが付いているので、磁石が外れても落下する心配がなく、きれいに汚れを落とせます。
サッシを掃除する
窓を掃除する時は、まずサッシを掃除するのがコツ。サッシは一番汚れがたまりやすく、髪の毛や砂ぼこりがぬれて固まるとなかなか取れないやっかいな場所です。乾いた状態で掃除をするために、まずサッシから手をつけましょう。
【サッシ掃除に用意するもの】
【サッシ掃除の手順】
ペットボトルにブラシを取り付けられるアイテムが百均に売っているので、あるとなお掃除しやすくなります。網戸も掃除する場合は、網戸、サッシ、窓の順に行いましょう。
これだけで網戸を外さずに掃除ができます。簡単なのでやってみてくださいね。
窓汚れの原因は?
※写真はイメージ
窓ガラスが汚れる原因は、生活環境によって異なります。この章では、内側と外側でどのような汚れがあるのか、それぞれの要因を説明します。
内側の汚れ
室内のほこりやチリは、床だけでなく窓にも付きます。さらに窓の開閉の際にも手あかが付くので、見た目よりかなり汚れているのです。
【窓の内側の主な汚れ】
油をよく使うキッチンからは、油分の含まれた水蒸気が窓に付きます。タバコのヤニも掃除せずに放置すると、窓ガラスが変色する原因に。いずれも目に見えないだけにやっかいですね。
外側の汚れ
窓の外側の汚れは、外の環境により異なります。土の多い公園のそばだったり、海の近くだったり、交通量の多い場所だったりなどで、汚れ具合も多様です。主に雨や花粉、砂、排気ガスによる油脂などさまざまな汚れが張り付いています。
【窓の外側の主な汚れ】
台風シーズンは、雨風に乗った砂や泥などが窓にこびりつき、特に汚れやすい時期。花粉が飛散する時期も同様です。
窓掃除に必要な道具
※写真はイメージ
窓掃除には、さまざまなやり方があります。やり方に合わせて使う道具も異なるので、選ぶのも大変ですよね。この章では、あると便利なものに絞って紹介します。
タオル(マイクロファイバークロス)
きれいに拭き取るなら、吸水性の高いマイクロファイバークロスがおすすめ。ペーパータオルでも代用できますが、水滴が残ってしまうことがあります。
マイクロファイバークロスは極細の繊維で作られているため、小さなほこりや油膜を拭き取るのに最適。さらに拭き取る対象を傷つけにくいメリットがあります。
タオル地は繊維のくずがガラスに残りやすいので、できればマイクロファイバークロスを使いましょう。
サッシ用ブラシ
乾いた状態で汚れをかき出したり、中性洗剤で落としたりと何かと活躍してくれる便利なグッズ。サッシは砂ぼこりやゴミがたまりやすい部分なので、あると重宝するでしょう。
ペットボトルにつけられるタイプのブラシがあれば、乾いた状態にも濡らした状態にも使えて一石二鳥です。
スクイージー
スクイージーは窓の水分を切りやすくするT字のアイテム。窓ガラスにスクイージーを当てて動かすだけで水滴が簡単に取り除けて便利です。中性洗剤または水が入ったスプレーボトルと組み合わせると、窓掃除が簡単にできます。
百均やホームセンターなどにあるので、購入する際には拭き残しが少ない30cm以下のものを選びましょう。
なお、窓の内側に使う場合には、床に水分が飛び散りやすいためあらかじめタオルを用意しておくのがおすすめです。
新聞紙
新聞を取っている場合は、新聞紙も掃除に活用しましょう。新聞紙の細かい繊維は、汚れを吸着しやすい性質があります。
さらに、インクには窓のツヤ出しやコーティングをする効果も。手のひらサイズに丸めて水で濡らしたものをギザギザに拭き取り、濡らしていないもので円を描くように乾拭きすれば、きれいになります。
身近なアイテムを使って窓掃除をしたいという時に、使ってみてくださいね。
窓掃除をしてスッキリ!
※写真はイメージ
この記事では、窓掃除の仕方と汚れの原因、掃除に必要な道具を紹介しました。きれいな窓から外を眺めるのは気持ちがいいものです。できるだけ汚れをためないように小分けして掃除する習慣をつけると、メンテナンスも楽になるでしょう。
[文・構成/grape編集部]