![肉を焼いている様子](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/colly_8966thumb2.jpg)
※写真はイメージ
![ペットボトルの写真](https://grapee.jp/wp-content/uploads/2024/07/105019_03main-768x576.jpg)
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- 出典
- gov_online
蒸し暑い季節は、普段以上に食中毒の危険性が高まります。お弁当や日々の家庭での食事のほか、バーベキューのような野外での調理・食事も気を付けなければなりません。
本記事では、安全に食べるために注目したい点、特に『お肉を焼く時』に意識したいことをご紹介します。
安全にお肉を食べるために意識したいこと
食中毒が発生しやすい暑い季節。政府広報(gov_online)によると、いわゆる0157や0111といった『腸管出血性大腸菌』などは、梅雨から残暑の頃にかけて発生が増えるそうです。
どちらも健康に大きな被害を与える可能性があるため、可能な限り避けたいですよね。
食中毒が起こる原因はさまざまですが、中でもお肉の加熱不足や衛生管理不足は大きな原因になってしまいます。お肉を安全に食べるために、政府広報が紹介する注意点を意識した調理を取り入れましょう。
注意点1:お肉は中心部まで十分に加熱する
お肉を焼く時には、中心部までしっかりと加熱しましょう。目安はお肉の中心部の温度が75℃、かつ、1分以上の加熱時間です。家庭だけではなく、焼肉やバーベキューなどの際にも注意してみてください。
「75℃なんて分からない」と思うかもしれませんが、最近はお肉の温度を測れる温度計なども販売されています。扱いやすいものが多いため、必要であれば取り入れてみてはいかがでしょうか。
注意点2:成型肉・ひき肉・筋切りした肉は特に注意
サイコロステーキや焼くだけで食べられるハンバーグなどのような肉や脂などをつなぎ合わせた成型肉、先に加工過程のあるひき肉や筋切りした肉は、調理の際に便利で重宝しますよね。
しかし、このようなお肉は内部まで細菌が入り込んでいる可能性があります。細菌をしっかり除去できるよう、やはり中心部までしっかりと加熱しましょう。
火が通っているかしっかり確認しよう
「もう焼けたかな」と思っても、中心まで火が通っているか必ず確認するとより安心です。生焼け状態と中心まで火が通っている状態は見た目で分かりやすいため、ぜひ確認してみてください。
「赤い肉汁が出なくなった」「透明の肉汁が出るようになった」なども確認の目安です。不安な場合は1つ半分に切って確認するのもよいでしょう。見た目は悪くなってしまうかもしれませんが、安心して食べるためには大切なことです。
「少しくらい赤くても大丈夫」「たぶん火が通っただろう」と考えるのは、食中毒防止の観点からおすすめできません。自分や家族の健康を守るためにも、ぜひ政府広報発信の注意点を意識してみてください。
[文・構成/grape編集部]