瓦は地震で落ちるのが正解! 熊本城に生かされる日本古来の地震対策法とは? By - grape編集部 公開:2016-04-15 更新:2018-06-18 熊本地震熊本城震災 Share Post LINE はてな コメント 4月14日に起こった平成28年熊本地震では、熊本城の瓦が落ちてしまったことが各メディアで報じられ、熊本城の公式Facebookでも被害の状況報告がありました。 【地震による熊本城被害状況について】 この度の地震で被害に遭われた方々に、心よりお見舞い申し上げます。 熊本城は地震の被害に伴い城域を閉鎖いたします。なお、行幸坂、頬当御門、二の丸駐車場前の園路は通行可能です。 いまだ、余震が続いております。くれぐれも石垣等に近づかないようお願いします。熊本城さんの投稿 2016年4月14日 石垣が崩れ、瓦もかなり落ちています。これにはTwitterでも大きな反応がありました。 熊本城の瓦や石垣が崩れたな…それらは歴史的価値はあるが人の命はそれよりも尊いからな。— 直江兼続 (@naoe_kane2gu) 2016年4月14日 熊本城は石垣だけじゃなく、天守閣の瓦にもかなりの被害がでているようです。しばらくは観光できないかも…。 pic.twitter.com/6FgFXV6AdH— おいでよ関門 (@ei__yu) 2016年4月14日 しかし、こういった視点とは異なる視点で書かれたツイートが投稿され、現在注目されています。 熊本城の瓦が崩れているが、日本建築の本来の発想としては『地震時には瓦は振るい落とされ、建屋の倒壊を防ぐ』のが正しいと元建築事務所勤務の父が言っておりました。現代では固定してしまうが。地震発生時の煙・埃はこれですね。#nhk pic.twitter.com/XBmsQeMprd— な (@sinzouniwarui) 2016年4月14日 瓦が落下したのは、日本古来からの地震対策だったというのです。 なるほど、熊本城は瓦が落ちることで倒壊の危険性を下げる効果があるのか。瓦、重たいもんね。瓦が落ちても、屋台骨さえ残ってたら、住人は助かるわけだし。直下地震で約400年前に人力でたてられた巨大建築物がすっくと建ってるのはさすが清正様のお城。まずは人民の生活だけど、いつか修復を。— こひつじ (@megutak) 2016年4月14日 熊本城の瓦が落ちてるの、あれ多分当然だと思う。確か瓦って、地震の揺れで建物上部(要は屋根の部分)が重みで歪まないように勝手に落ちるように完全固定してない筈なんだよね。これ、お城だけじゃなく瓦ぶきの一般住宅でも同様の筈。良くできた構造だと思うよ— 双葉P (@futaba2010) 2016年4月14日 熊本城の天守閣の瓦が崩れていたね。あれ、実は倒壊しないようにわざと簡単に落ちるようにしてあるのよ。所謂昔の人の知恵ってやつで、地震が起きた時は速攻で瓦を落とすことで屋根を軽くする意図がある。瓦屋根が倒壊し易くなったのは建築法が改正されて、「瓦は落ちないように」となってから。— 原内@gennnai (@gennnai2) 2016年4月14日 昔は地震対策の一環として、瓦を落下しやすくしていたとのこと。瓦が揺れて落下することで、地震の衝撃を吸収する一方、屋根部分の重量を減らし、建物本体が倒壊するのを回避できるというわけです。 もちろん、瓦が落下し、人に直撃するようなコトがあれば、非常に危険なので注意が必要なのは言うまでもありません。 熊本、九州地方の方々が安心して生活できる日が、一日でも早く訪れることを願っております。 出典 @naoe_kane2gu/@ei__yu/@sinzouniwarui/@megutak/@futaba2010/@gennnai2 Share Post LINE はてな コメント
4月14日に起こった平成28年熊本地震では、熊本城の瓦が落ちてしまったことが各メディアで報じられ、熊本城の公式Facebookでも被害の状況報告がありました。
石垣が崩れ、瓦もかなり落ちています。これにはTwitterでも大きな反応がありました。
しかし、こういった視点とは異なる視点で書かれたツイートが投稿され、現在注目されています。
瓦が落下したのは、日本古来からの地震対策だったというのです。
昔は地震対策の一環として、瓦を落下しやすくしていたとのこと。瓦が揺れて落下することで、地震の衝撃を吸収する一方、屋根部分の重量を減らし、建物本体が倒壊するのを回避できるというわけです。
もちろん、瓦が落下し、人に直撃するようなコトがあれば、非常に危険なので注意が必要なのは言うまでもありません。
熊本、九州地方の方々が安心して生活できる日が、一日でも早く訪れることを願っております。