室外機にはベストな設置場所があった! 企業の解説に「気にしたことなかった」
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エアコンの設定温度で揉めない! 体感温度の整え方に「目からウロコ」「納得」快適に感じる温度は個人差があります。そのため、同じ空間で過ごす時に起こるのが『エアコンの設定温度問題』です。暑がりな人も寒がりな人も心地よく過ごすためには、『体感温度』を意識した工夫がポイントになります。

暖房の効きが悪い原因は… 企業の指摘に「盲点だった」「今すぐ見直す」エアコンの暖房効率を高めるために、こまめなフィルター掃除を心がけている人も多いかもしれません。しかし、意外に見落とされがちなのが『室外機』です。室外機への対策も取り入れて、暖房効率を高めましょう。
- 出典
- ME_RakuRaku






エアコンは一般的に、室内に取り付けられる『室内機』と屋外に設置される『室外機』がセットになっています。
エアコンを設置する時、室内機をどこに取り付ければ効率よく温度が調節できるか考えるでしょう。しかし、室外機の設置場所を気にしたことはあるでしょうか。
どこの場所に置いても変わらないように思えるかもしれませんが、快適に過ごすためには設置場所は重要です。
『三菱電機らく楽アシスト』(@ME_RakuRaku)のX公式アカウントでは、室外機を安定して稼働させるための適切な設置場所を紹介しています。
室外機は『東側』か『南側』に設置しよう
エアコンの室外機は、家の『東側』または『南側』に設置するのが適切とのことです。
これらの方角は季節風の影響が少ないので、室外機を安定して稼働させるのに適しています。東側や南側に設置することで、効率的な運転が可能になるでしょう。
一方、北側や西側への設置は避けたほうがよさそうです。これらの方角は季節風の影響を受けやすいので、室外機の性能が十分に発揮されない可能性があります。
特に冬は、北風や西風によって雪が室外機に吹き込み、凍結や故障のリスクが高まるので注意が必要です。また、夏は西日による過熱も懸念されます。
室外機の設置場所を選べない場合の対策
室外機の設置場所は東側または南側が適切ですが、設置場所を選べないこともあるでしょう。その場合の対策として2つ紹介します。
1つ目は、室外機の吹き出し口付近に物を置かないことです。物が置かれていると、空気の循環が悪くなります。また、放熱に支障をきたす恐れがあるので注意しましょう。
2つ目は、日除け対策です。室外機に直射日光が当たると室外機の温度が上昇し、運転効率が下がってしまいます。日除けカバーを取り付けるなどして、室外機を直射日光から守りましょう。
室外機は設置場所によって性能や寿命に大きく影響します。適切な環境を整えることで、エアコンの効率を十分に引き出し、長く快適に使い続けられるはずです。
また、室外機の効率を維持するためには定期的な点検や清掃が欠かせません。設置場所を選ぶ時には、メンテナンスのしやすさも考慮するといいでしょう。
[文・構成/grape編集部]