梨農家に聞いた! 『ハズレ梨』を選ばないコツは、色が…?
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- 取材協力
- 橋本梨園
秋は果物がおいしい季節です。スーパーマーケットの店先にも、旬の梨が登場しますよね。
では、おいしい梨を見分けるには、どのような点に注意すべきでしょうか。
千葉県でトップクラスの梨の収穫量を誇る白井市で、おいしい梨を生産する『橋本梨園』に話をうかがいました。
※画像提供:橋本梨園
おいしい梨の見分け方
『橋本梨園』によると「梨の品種によっても違うのですが、まず色で確認してみましょう」とのこと。
梨には大きく分けて『青梨系』と『赤梨系』の品種があります。『青梨系』は主に関西で、『赤梨系』は主に関東で栽培されており、それぞれで人気があるとのこと。
『橋本梨園』からは、以下のような選び方のアドバイスをもらいました。
青梨系:『二十世紀』『かおり』『菊水』など
青みがかった黄色の梨。緑色が鮮やかで、やや黄色みを帯びたものがいい。収穫が進むと黄色味が強くなるので、鮮やかな緑色を保っているものは新鮮。
赤梨系:『幸水』『豊水』『あきづき』『新高』など
茶色系に赤みがかった梨。全体的に赤褐色が均一で、ツヤがあるものを選ぶといい。赤梨は熟すと色が濃くなるため、色ムラがないものがいい品質の目安。
※『幸水』は赤梨の中でも例外的に黄色みを帯びます。
※画像提供:橋本梨園
また、おしりの部分がつんと突っ張っていて、ずっしりと重みを感じる梨も新鮮でおすすめだそうです。重みを感じられないものは水分が抜けているかもしれません。
『橋本梨園』によると、農園では配送時間も計算して、完熟手前(適熟)で出荷されているとのこと。しかし、最近では温暖化によって気温が高くなり、ベストなタイミングを読むのも難しくなっているそうです。
温暖化は果実の生育に影響を与えており、食べ頃を見極めるのは意外と困難なもの。『橋本梨園』のアドバイスを参考に、おいしい梨を選んでみてくださいね。
[文/高橋モータース@dcp・構成/grape編集部]