「8割を意識して」 食器棚収納のコツに「見違える」「絶対コレ」
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食器棚に食器をしまう時は、同じような形や大きさでまとめると見た目も美しく整頓できます。
しかし整頓されていることと使い勝手がよいことは、必ずしも一致するわけではありません。
整理収納アドバイザーの『むらさき すいこ』(suiko_murasaki)さんは、Instagramで『見た目も美しく機能的な食器収納術』を紹介しています。
食器を取り出す時に少しでも『使いにくさ』を感じている人は、食器のしまい方、食器棚の使い方を見直してみましょう。
※再生ボタンを押すとInstagram上で動画が再生されます。
棚のサイズに対し『8割』を意識する
横幅がある棚、高さのある棚など、自宅の収納棚の形はさまざまです。大きな棚ほど詰め込みたくなりますが、しまう食器が増えればそれだけ取り出しにくくなります。
見た目も美しく、どの食器もスムースに取り出せる『8割収納』のポイントを紹介します。
手が入るスペースを確保する
最初のポイントは、両手を入れられるスペースを確保することです。
お皿を複数枚取る時や重量のある食器を取る場合、両手で取り出さないと落としてしまうことがあります。左右ともに手が入る余裕を作り、両手で取り出せるようにしておきましょう。
横のスペースだけでなく、縦のスペースも同様です。奥行きのある食器棚の場合、前と後ろの2列に食器が並べられますが、上に余裕がないと後ろにある食器をスムースに取り出せません。
前にある食器、後ろにある食器、どちらも取り出しやすいように食器から棚板までの間に手が入るスペースを残しておきましょう。
食器を重ねすぎない
2つ目のポイントは、積み重ねすぎないことです。
同じ種類の食器はまとめておくほうが便利ですが、積み重ねすぎると「1枚だけ取りたい」という時に棚板に引っかかってしまい、雪崩が起きてしまいます。
大切な食器を傷付けないためにも、積み重ねは『1枚だけでも取れる高さ』にとどめ、前後や左右に分けるなどの工夫をしましょう。
棚板までに余裕が生まれるので、棚板への引っかかりを気にせず取り出せます。
棚板を食器の数や大きさに合わせて調整する
3つ目のポイントは、棚板を有効活用することです。
大きいお皿はサイズ面からどうしても一番下になってしまい、取り出す時に苦労します。
食器棚が棚板可動式であれば、棚板を動かして専用スペースを作るのも1つです。
専用スペースを作る利点は、取り出しやすくなることだけではありません。一番下のお皿は上のお皿から重力がかかるので、別にすることで万が一の破損も防げます。
食器は毎日使うものなので、使いたい物がすぐに取り出せる環境がベストです。
食器の数が多くて『8割収納』ができない場合は、あまり使わない物を棚から出し、押し入れなどに片付けてしまってもいいでしょう。
『むらさき すいこ』さんのInstagramでは、キッチン以外の収納術も紹介しています。片付けのヒントが欲しい人はチェックしてみてください。
[文・構成/grape編集部]