レジャーシート、そのまま敷いてる? あのストレスから解放される裏ワザ
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運動会やピクニックなど、秋は外でレジャーシートを広げる機会が多い季節ですよね。
軽いレジャーシートは持ち運びに便利ですが、飛ばされやすいのが難点。
使い終わった後も、まず上の荷物を片付けてシートをたたもうとしたら、飛ばされてしまったという経験がある人は多いでしょう。
「何かいい対策はないか」と調べたところ、ある物をプラスするだけで飛ばされにくくなる裏技を発見。
実際に天気のよい日に、レジャーシートを敷いてよい公園で試してみました!
レジャーシートが吹っ飛ばない裏技
この時の天気は晴時々曇、気温約18℃、風速約4.7メートル毎秒。心地よい風がそよぎ、時々スカートがなびくような風が吹きます。
ピクニックにはちょうどよい天気で、公園では多くの家族連れがレジャーシートを敷いて行楽を楽しんでいました。
まずは、レジャーシートをいつも通り敷いてみます。
折りたたんで収納していたので、たたみ線が付いており、この折り目に沿ってめくれてしまいました。なかなかフラットに敷けずに、苦戦する筆者。
「やっと敷けた!」と思ったら強めの風が吹き、シートはひっくり返ってしまいました…。
シートを敷いて10秒もたたないうちにこんな状態です。物を置いて固定する間もありませんでした。
それでは、裏技を試してみます。レジャーシートにプラスするものは、輪ゴムです。
まず、レジャーシートの角を輪ゴムでしばります。
しばった端を、レジャーシートの内側にくるっと巻き込みましょう。
これを四隅に施せば完了です!
四隅を巻き込んだレジャーシートは、地面に敷くのがとても簡単でした。「端がめくれてなかなか敷けない…」とイライラすることがありません。
風の強さはあまり変わらない中、しばらく様子を見ていました。時々強めの風が吹き、そのたびにシートはふわっと浮きそうになりますが、めくれずにその場にとどまります。
そのまま様子を見ること20分。風が吹き、シートの下がふわふわしていたところにさらに強い風が吹き、シートはふわっと飛ばされて行きました。
しかしながらシートはひっくり返ることはなく、ほぼそのままの状態で着地。めくれてぐちゃぐちゃになることはありませんでした!
唯一気になるのは、端を内側に巻き込むので、座る面積は若干せまくなること。しかし、シートを敷いたり片付けたりする時に油断して飛ばされるストレスからは解放されそうです。
なぜシートが飛ばされにくくなるのか?
輪ゴムでしばった角を内側に折り込むことで、レジャーシートの下側にはわずかな隙間ができますよね。
隙間風やビル風が強いのと同じように、風は狭い空間ほど速く流れます。
風が吹いた時、シートの上に比べて下のほうが風が通り抜ける速度が速いため、シート下の気圧は下がります。下がった気圧によりシートが地面に押し付けられて、めくれにくくなるのだとか。
あらかじめ輪ゴムでしばっておけば、出かけた先で広げるのも楽ですね。
小さなイライラを解消して、ぜひ屋外でのレジャーを楽しんでください。
[文/AnyMama(エニママ)・構成/grape編集部]