漂白剤をかけたら黄色に…! 衣類のトラブルに「確認不足だった」「焦った」
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- 出典
- 花王
塩素系漂白剤につけ置きしていた白いワイシャツ。なぜか襟や袖口が黄色くなり、驚いたことはありませんか。
汚れ落としに欠かせない塩素系漂白剤ですが、正しい使い方をしなければ思わぬ結果になることもあるようです。
変色の原因は塩素の反応とつけ置き時間
※写真はイメージ
汚れが目立ちやすい白いワイシャツを、塩素系漂白剤につけ置きすると、まれに襟や袖口がなぜか黄色くなってしまうことがあります。これを『黄変』といいます。
黄変の原因について、家庭用の塩素系漂白剤や洗剤などを多く取り扱う『花王』の公式サイトは以下のように解説していました。
黄変は頻繁に起こる現象ではないとのことですが、これからは製品表示を確認しながら、適切な濃度やつけ置き時間で使用したほうがよさそうです。
黄色くなる現象を防ぐ方法
『黄変』を防ぐには、つけ置きする衣類に塩素系漂白剤が使えるか把握することが大切です。必ず衣類の取扱い表示を確認しましょう。
塩素系漂白剤が使える場合
塩素系漂白剤が使用できる衣類には、『△』の表示が記載されています。塩素系漂白剤・酸素系漂白剤の2種類を使用できるという意味です。
一方、フラスコ型のマークの中に『エンソ サラシ』と書いてある場合には、塩素系漂白剤が使えるという意味になります。
市販で使われる多くの漂白剤は塩素系漂白剤と酸素系漂白剤のため、この記載があれば問題なく使用できるでしょう。
塩素系漂白剤が使えない場合
『△』に斜線が入っていれば『酸素系漂白剤のみOK』、『△』に大きな『×』マークが重ねてあれば『漂白剤は使用できない』とのことです。
同じ△でも重ねられるマークによって意味が異なるため、注意が必要ですね。
『エンソ サラシ』が書かれたフラスコ型のマークに大きな『×』が重ねてあれば、塩素系漂白剤は使用できません。
なお、2016年に洗濯表示が見直され、現在フラスコ型のマークは使われなくなりました。2016年以前に作られた古着や、昔から着ている衣類を洗濯する際の参考にしてみてください。
ワイシャツをはじめとした白い衣類が黄変しないように、塩素系漂白剤は正しく使い、濃度やつけ置き時間、洗濯表示を意識しながら洗濯しましょう。
[文・構成/grape編集部]