こっちのけんと「跳ね返りと戦うために当分休みます」 コメントに「無理しないで」「考えさせられた」
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2025年を迎えてから約20分頃、マルチクリエイターの、こっちのけんとさんが自身のXアカウントを更新。当面の間、休養することを発表しました。
楽曲『はいよろこんで』が2024年に大ヒットし、年末には『第66回日本レコード大賞』(TBS系)と『第75回NHK紅白歌合戦』に出演した、こっちのけんとさん。
『第66回日本レコード大賞』では最優秀新人賞も受賞し、今後のさらなる活躍を期待された中での報告でした。
こっちのけんと「跳ね返りと戦うために、当分休みます」
もともと、こっちのけんとさんは双極性障害であることを明かしています。
双極性障害は、気分が高まる躁(そう)状態と、落ち込む抑うつ状態が交互に見られる疾患。こっちのけんとさんによると、最近は「若干、躁期だった」そうです。
しかし、躁期の影響が強いほど、のちにその反動が大きく表れることも。そのため、今後に備えて休養という判断を下すことにしたそうです。
なお、本人としては休止ではなく「活動をセーブする」という意識だそうで、音楽制作は引き続き行っていくのだとか。
『第75回NHK紅白歌合戦』の放送後、こっちのけんとさんは、自身の想いをこのようにつづりました。
『はいよろこんで』のヒットに伴い、こっちのけんとさんは、1年間さまざまな場でパフォーマンスを繰り広げる、多忙な日々を送ってきました。
その疲労は、身体だけでなく精神にも蓄積しているのでしょう。こっちのけんとさんは、ファンへ感謝の言葉を送るとともに、今後の人生についての考えを述べました。
さまざまな苦難があったからこそ、「悩みは解決するのが一番ですが、持ち続けることで人生を彩ることもできる」という結論にいたることができたのでしょう。
突然の休養発表に、多くの人から声援や、この1年の活動をねぎらう声が寄せられています。
・同じ病気と闘う1人として、たくさんの勇気をもらいました。無理しないでくださいね。
・楽しそうに歌って踊る姿が印象的な人でした。今はゆっくり休んで!
・正直なコメントに考えさせられた。今後も笑顔で生きてほしいです。
最後に「いってきます」のひと言を添えた、こっちのけんとさん。
再びステージに上がり、輝く笑顔で「ただいま」といってくれる日を、多くの人が楽しみにしていることでしょう。
[文・構成/grape編集部]