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お菓子作りのバター 食塩使用と不使用、どちらを使うべき? 企業の解説によると…

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

お菓子作りで使用するバターは、食塩配合のものと無塩のもの、どちらがいいのでしょうか。

本記事では大手お菓子メーカー、株式会社明治(以下、明治)の回答を引用して、どちらが正しいのか解説していきます。

ぜひお菓子を作る時の参考にしてみてください。

バターは無塩・食塩配合どちらがいい?企業の回答はコレ!

青い猫のイラストが描かれた白い器にのったカットバター

※写真はイメージ

お菓子メーカーの大手である明治は、ウェブサイトの質問ページで、バターについて以下のように回答しています。

Q.バター(食塩不使用)の代わりに普通のバターでもいいですか?

A.お菓子作りに使うのは、バター(食塩不使用)が基本。普通のバターには塩が入っているから、ちょっとしょっぱくなったり、出来上がりの風味が違ったりしちゃうんだ。だから普通のバターはオススメしません。お菓子作りでは、バター(食塩不使用)を使ってね。

明治 ーより引用

上記の回答から分かる通り、食塩が含まれたバターは甘さが売りのお菓子の個性を消してしまうため、無塩バターを使用することが大事です。

お菓子作りでバターを使うメリット

「無塩のバターを用意するのが面倒だから、お菓子作りではバターを使わない」と考えている人もいるかもしれません。

しかしバターはお菓子作りにおいて重要な役割をするため、準備する必要があります。

バターを使用するメリットは、下記の通りです。

コク・風味が生まれる

バターを加えることで、お菓子にコクと風味が生まれます。バターは乳脂肪が含まれているため、それにより独特のコクが生まれるのです。

心地よい食感が生まれる

お菓子作りでバターを加えるとサクサクとした心地よい食感が生まれます。バターの乳脂肪の働きの特徴はグルテン発生の防止です。

グルテンが発生すると粘りが生じて重たい食感になりますが、バターを加えればグルテンが発生せずに心地よい食感に仕上がります。

ふっくらとした仕上がりが実現

バターはほかの素材と混ざることによって空気を多く含み、それを逃さない性質があるのが特徴です。

そのため、空気を含んだふっくらとした仕上がりになります。

保存がきく

バターはお菓子の風味にいい影響を与えるだけでなく、保存性を上げる働きをするのも特徴です。

水分が多い食べ物は腐敗が進行しやすくなりますが、バターが水分を包み込むことで腐敗の進行が抑制されます。

お菓子を作る時は、ぜひ無塩バターを使ってみてください。


[文・構成/grape編集部]

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出典
明治

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