チョコと生クリームを混ぜたら油が… 原因に「気を付ける」「ゆっくりやる」
公開: 更新:

※写真はイメージ

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。

クロネコヤマトの不在票 両端を見ると?「知らなかった!」「広まるべき」ヤマト運輸が明かす、不在票の秘密。その内容に称賛の声が相次ぎました!
- 出典
- 明治
お菓子作りの際、チョコレートとほかの材料を混ぜたら油が浮いてきたり、分離してしまったりした経験はありませんか。
特に生チョコレートやトリュフチョコレートを作る際、この現象が起きやすく、初めての人は驚くことも多いでしょう。
本記事では、チョコレートやアイスなどを手がける株式会社明治(以下、明治)の公式サイトから、その理由や対処法について紹介します。
チョコレートから油が出るのは『分離』している
※写真はイメージ
明治によると、チョコレートから油が浮いた状態は『失敗』だそうです。
詳しい解説をみてみましょう。
分離は、チョコレートに多く含むカカオバターという油脂が原因です。
油脂は水と反発するため、チョコレートが混ざりにくくなります。
そのため、調理器具に水分が付いていないか、調理中に蒸気が入らないようにしなくてはいけません。
また、温度管理も大切なポイントです。チョコレートを適切な温度で扱わないと、温めた生クリームとの温度差で分離しやすくなってしまいます。
生クリームを温める時は沸騰直前までにとどめ、沸騰させ続けないようにしてください。
さらにチョコレートは溶けやすいように細かく刻んでおき、ゆっくりと丁寧に混ぜ合わせることで均一に混ざります。
分離してしまったチョコレートは見た目が悪いだけではなく、口当たりも悪くなってしまいます。おいしく作るためには、分離しないように作ることが大切です。
分離してしまったらやり直せる?
※写真はイメージ
万が一分離してしまった場合は、温かい生クリームを少量ずつ加えながら混ぜることで、やり直せる可能性があります。
分離の状態が少しの場合は、50℃ほどのお湯で湯せんして溶かしてみましょう。
その際に、沸騰直前まで温めた生クリーム(大さじ2)を少しずついれて、ヘラなどでよく混ぜます。
ツヤが出て滑らかな状態になれば使用可能です。
生クリームとチョコレートを混ぜる時は、分離しないよう丁寧に作業をおこなうことが大事です。
一度分離してしまうと、やり直すことが難しくなってしまいます。分離しないよう丁寧な作業を心がけ、おいしいチョコレート菓子を作ってみましょう。
[文・構成/grape編集部]