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チョコと生クリームを混ぜたら油が… 原因に「気を付ける」「ゆっくりやる」

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

お菓子作りの際、チョコレートとほかの材料を混ぜたら油が浮いてきたり、分離してしまったりした経験はありませんか。

特に生チョコレートやトリュフチョコレートを作る際、この現象が起きやすく、初めての人は驚くことも多いでしょう。

本記事では、チョコレートやアイスなどを手がける株式会社明治(以下、明治)の公式サイトから、その理由や対処法について紹介します。

チョコレートから油が出るのは『分離』している

生クリームと刻んだチョコレート

※写真はイメージ

明治によると、チョコレートから油が浮いた状態は『失敗』だそうです。

詳しい解説をみてみましょう。

残念ながら失敗だよ。チョコレートの油がういてきた状態を「分離」というよ。ボウルに水分や油分がついていたり、湯せんの温度が高すぎたり、混ぜ方が早すぎたりすると分離することがあるから注意してね。

明治 ーより引用

分離は、チョコレートに多く含むカカオバターという油脂が原因です。

油脂は水と反発するため、チョコレートが混ざりにくくなります。

そのため、調理器具に水分が付いていないか、調理中に蒸気が入らないようにしなくてはいけません。

また、温度管理も大切なポイントです。チョコレートを適切な温度で扱わないと、温めた生クリームとの温度差で分離しやすくなってしまいます。

生クリームを温める時は沸騰直前までにとどめ、沸騰させ続けないようにしてください。

さらにチョコレートは溶けやすいように細かく刻んでおき、ゆっくりと丁寧に混ぜ合わせることで均一に混ざります。

分離してしまったチョコレートは見た目が悪いだけではなく、口当たりも悪くなってしまいます。おいしく作るためには、分離しないように作ることが大切です。

分離してしまったらやり直せる?

チョコレートを湯煎している様子

※写真はイメージ

万が一分離してしまった場合は、温かい生クリームを少量ずつ加えながら混ぜることで、やり直せる可能性があります。

分離の状態が少しの場合は、50℃ほどのお湯で湯せんして溶かしてみましょう。

その際に、沸騰直前まで温めた生クリーム(大さじ2)を少しずついれて、ヘラなどでよく混ぜます。

ツヤが出て滑らかな状態になれば使用可能です。

生クリームとチョコレートを混ぜる時は、分離しないよう丁寧に作業をおこなうことが大事です。

一度分離してしまうと、やり直すことが難しくなってしまいます。分離しないよう丁寧な作業を心がけ、おいしいチョコレート菓子を作ってみましょう。


[文・構成/grape編集部]

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出典
明治

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