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静電気の原因は『服の素材』 要注意なのは… 「ちょっと着替えてくる」

By - COLLY  公開:  更新:

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※写真はイメージ

乾燥する時期のストレスといえば『静電気』です。

バチッとする刺激は、非常に不快なもの。ドアノブやセーターなど、「いちいち触れるのをためらってしまう」という人も多いのではないでしょうか。

静電気防止グッズは数多く販売されていますが、まずは『衣類の素材の組み合わせ』を工夫して静電気を抑えてみませんか。

山口県岩国市のクリーニング店『さくらクリーニングサービス』の公式サイトから、静電気が発生しにくい着合わせのポイントを紹介します。

そもそもなぜ静電気は発生するのか?

まずは、静電気発生の仕組みについて理解しましょう。

静電気とは、主に物体同士の摩擦によって生まれます。帯電した静電気が一気に放出されることで、あのバチッとした刺激となるのです。

物体同士がこすれて帯電しても、水分などを通じて自然放電されれば、刺激に悩まされることはありません。乾燥肌の人は肌の水分量が少なく、静電気が起きやすいといわれているため、特に注意してください。

気温が低く、空気が乾燥しやすい冬は、特に静電気が発生しやすい季節です。防寒対策のため衣類を何枚も重ね着するのも、静電気が生まれる原因の1つとなっています。

静電気が発生しづらい組み合わせとは?

コートを着た女性

※写真はイメージ

『さくらクリーニングサービス』公式サイトでは、衣類の素材と静電気の関係性について以下のように解説しています。

色々な種類の素材からできている衣類ですが、素材によってプラスの電気を帯びやすいものと、マイナスの電気を帯びやすいものがあります。

プラスとマイナスが摩擦を起こした時に静電気が発生しやすくなるのです。

さくらクリーニングサービス ーより引用

プラスの電気を帯びやすい素材の例として挙げられているのは、ウールやナイロンなど。一方マイナスの電気を帯びやすいのは、塩化ビニルやアクリル、ポリエステルです。

麻や綿、レーヨンといった素材は吸湿性に優れているため、帯電しづらいといわれています。

冬に人気のウールの上着やニットなら、下に合わせる衣類は同じくプラスの電気を帯びやすいナイロン製のものを選ぶのがおすすめ。

麻や綿などで自然放電を狙うのもよいでしょう。バチッとする頻度を減らす効果を期待できます。

反対に、アクリルニットにナイロン素材のダウンジャケットを合わせるコーディネートは、静電気リスクが高いといえるでしょう。

冬の衣類はデザインやカラーで選びがちですが、静電気に悩まされないためには、ぜひ素材にも注目してみてください。

『さくらクリーニングサービス』公式サイトでは、衣類の組み合わせ以外に柔軟剤をうまく活用することで静電気リスクを抑えられると伝えています。

さまざまな対策を組み合わせて、不快な刺激をできるかぎり回避できるとよいですね。


[文・構成/grape編集部]

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出典
さくらクリーニングサービス

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