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意外と知らない? 歯ブラシの『やわらかめ』と『かため』を選ぶ時は…

By - デジタル・コンテンツ・パブリッシング  公開:  更新:

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歯ブラシの写真

画像提供:ライオン株式会社

ドラッグストアに並んでいる歯ブラシには『ふつう』や『かため』といった、毛の硬さが表示されています。

では、あなたは何を基準に歯ブラシの硬さを選んでいますか。

歯ブラシの『硬さの違い』や『選ぶ際のポイント』を、ライオン株式会社のオーラルケアマイスター・平野正徳さんに教えてもらいました。

歯ブラシの硬さの選び方

歯ブラシの硬さ選ぶ基準やポイントを平野さんに聞いたところ、このようなアドバイスがありました。

歯ブラシの毛の硬さは、日本工業規格(JIS)に基づき、かため・ふつう・やわらかめの3種類に分類されます。

歯ブラシを選ぶ際は、歯茎の状態に合わせて硬さを選ぶとよいでしょう。

例えば『ふつう』は一般的な硬さで、効率よく汚れを除去できます。歯茎の状態が健康なら『ふつう』の歯ブラシを選ぶのが基本です。

やわらかめ』は歯茎へのあたりが優しいのが特長です。歯茎が敏感な人や歯茎から出血しやすい人におすすめです。

歯茎の出血などが改善したら『ふつう』の硬さの歯ブラシに変えるとよいでしょう。

かため』は汚れを落とす力が強いのが特長です。歯茎が健康で、しっかりした磨き心地を好む人におすすめです。

「いつも『ふつう』を選んでいる」という人が多いかもしれませんが、歯茎の状態に応じて適切にチョイスするのがいいようですね。

歯を磨く女性の写真

※写真はイメージ

『硬さ』以外の歯ブラシを選ぶポイント

歯ブラシを選ぶポイントは『硬さ』以外に何があるのでしょうか。

平野さんによると『毛の硬さ』に加えて、以下の2つのポイントを踏まえて選ぶのがおすすめとのこと。

1.使用する『目的』にあった歯ブラシの設計

歯ブラシによって『極薄ヘッドで奥歯の奥までみがきやすい』『超極細毛で歯周ポケットがみがきやすい』『段差植毛で歯茎もマッサージできる』などの特長があります。

そのため、製品の表示をよく読んで、使用する目的にあったものを選びましょう。

2.自分にあった『ヘッドの大きさ』

「歯並びが気になる」「隅々まで丁寧にみがきたい」という人は、小さめのヘッドを選ぶのがおすすめ。

またヘッドの横幅にも気を配りましょう。歯と歯茎の境目を意識して細かく磨くためには、細めのヘッドが適しています。

一方、ヘッドの横幅が広めのほうが、歯面に対して安定するので使いやすい場合があります。いろいろと試して自分にあった歯ブラシを見つけてください。

しっかり歯磨きをするためには、自分にあった歯ブラシを選ぶことが重要とのこと。

歯茎の弱い人が硬めの歯ブラシを選んでしまうと、歯茎から出血するなどのデメリットがあるそうです。

本記事で紹介したアドバイスを参考に、歯ブラシを選んでみてはいかがでしょうか。


[文/大西トタン@dcp・構成/grape編集部]

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取材協力
ライオン株式会社

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