浴室が寒いなら『窓』を見直して 企業おすすめの対処法が参考になる!
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- 出典
- 日本住環境
冬の入浴タイムを快適かつ、安全に楽しむために重要なのが、浴室と脱衣所の寒さ対策です。
あらかじめ暖房をつけていても、断熱性が低ければなかなか暖まらないでしょう。光熱費ばかりがかさんでしまい、思うような効果を得られない恐れもあります。
寒さを改善するための根本的な対策方法を、日本住環境株式会社(以下、日本住環境)のウェブサイトより解説。ぜひ参考にしてみてください。
窓に注目して断熱性能アップ
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浴室や脱衣所の寒さ対策でもっとも有効なのは、壁や床を含め大規模なリフォームを行う方法です。
在来浴室で寒いと感じている場合、ユニットバスに交換すると、暖かい空気が逃げにくくなるでしょう。
しかし浴室全体をリフォームしようとすれば、費用も高額になりがちです。
「そこまでするのは難しい…」という場合には、日本住環境がウェブサイト上で紹介している方法に注目してみてください。
窓は熱が逃げやすい場所。家を建てた時のまま、性能の低い窓を使用し続けている場合、ここを対策するだけで断熱性能を大幅にアップできる可能性があります。
現在の窓はそのまま生かしつつ、寒さ対策用の専用内窓を設置しましょう。
浴室全体をリフォームする場合と比べ、大幅に費用を節約できます。施工業者と相談しつつ、設置を検討してみてください。
内窓設置のメリットとデメリット
浴室や脱衣所に性能の高い内窓を設置すれば、熱が逃げるのを防ぎヒートショック対策になります。それ以外にも、以下のようなメリットが期待できるでしょう。
・音漏れ防止
・防犯
浴室と隣家が近接している場合、入浴中の音漏れが気になりがちです。内窓を設置すれば、窓から音が伝わるのを防ぎ、リラックスして過ごせるでしょう。
また人の目に触れにくい場所にある浴室窓は、空き巣が侵入する時に狙われやすいといわれています。
通常の窓の内側にもう1つ窓があれば、侵入時にかかる手間は2倍になるため、侵入を諦めさせる効果も期待できますよ。
一方で、内窓設置のデメリットは以下の通りです。
・結露ができる。
・カビが発生する。
高温多湿になりやすい浴室内は、内窓を付けても完全に結露を予防することはできません。こまめにお手入れしなければ、カビが繁殖する恐れもあります。
結露が発生するのは外窓と内窓の間になるため、お手入れには手間が発生するでしょう。外窓のみよりも掃除がしづらくなってしまう点にも注意してください。
暖かい浴室や脱衣所を作りたいと思ったら、窓の断熱対策をするのがおすすめです。ひんやりとした空気を感じず、快適に過ごしやすくなるでしょう。
[文・構成/grape編集部]