効率よく掃除を進めるなら『順番』が大事! プロのアドバイスが「勉強になる」
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※写真はイメージ
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- 出典
- お片付けラボ
大掃除をしているわけでもないのに、掃除をすると「妙に時間がかかる」と悩むことはありませんか。
汚れ具合にもよりますが、掃除に時間がかかるのは『順番がよくない』からかもしれません。掃除機だけでなく拭き掃除もする場合は、特に順番が重要です。
遺品整理や不用品回収などのサービスを提供するBSC合同会社が運営する『お片付けラボ』のウェブサイトから、掃除機と拭き掃除をする時の正しい順番を紹介します。
拭き掃除の後に掃除機をかける
※写真はイメージ
床や畳に目立つ汚れがない限り、先に掃除機をかける人も多いでしょう。
掃除機の後に拭き掃除をするほうが効率的だと感じますが、拭き掃除を先にしたほうが効率が上がるそうです。
掃除機のヘッドがある部分のホコリは吸い取れたとしても、掃除機をかけることでホコリを舞い上げては意味がありません。
舞い上がったホコリが掃除機をかけた場所に飛ぶと、同じ場所をもう一度掃除する羽目になります。
小さな『戻り』を繰り返すと時間ばかりすぎて掃除が進まなくなるので、水拭きできる所は先に水拭き、水拭きができない所は乾いた雑巾で乾拭きをしましょう。
拭き掃除で大まかなホコリを取り除いたら、掃除機がけに移ります。
掃除機をかける時は『ヘッドの動かし方』が重要で、フローリングよりもホコリが取りづらい『畳』や『カーペット』は特に注意が必要です。
カーペットに掃除機をかける時は、漢字の『井』をイメージしましょう。縦方向が終わってから横方向にかけると、掃除機のかけ残しがなくなります。
全体の流れも見直そう
※写真はイメージ
掃除の効率を上げるには、拭き掃除と掃除機の順番だけでなく『全体の順番』も大切です。
床を片付けながら仕分けする
床に落ちている物を片付けながら掃除をすると、手が止まり先に進めません。
まずは、雑巾がけや掃除機をかけやすくするために、床を片付けましょう。
大量のゴミが出る場合は玄関にゴミ置き場を作り、掃除とゴミ捨ての両方がしやすくなる環境を作ります。
床の片付けと同時に、必要な物と不要な物を分けましょう。
捨てずに残す物の量は、収納スペースの8割程度に収めると、片付けた後もスッキリとした状態を維持しやすくなります。
また愛着のある物でも、1年以上使っていない場合は潔く捨ててしまうのがおすすめです。
同じ物が2個あったり、壊れていたりする物も、場所を取るのであれば捨てたほうがいいでしょう。
自分の中で『要る、要らない』の基準を作れば、仕分けをスムースに進められます。
決まった収納場所に戻す
仕分けが終わったら、元の場所に戻しましょう。収納場所が決まっていないようであれば、このタイミングで収納場所を決めます。
収納場所を決める時のポイントは、『片付けやすい場所かどうか』です。
片付けにくい場所を収納場所としてしまうと、同じように放置される可能性が高くなります。
使う機会が多い物ほど、取り出しやすく、片付けやすい場所に収納するようにしましょう。
狭い場所やよく使う場所を片付ける
最後に、引き出しやバッグの中などの狭い場所、キッチンなどの使う頻度が高い場所を片付けます。
床の片付けと同じように必要な物と不要な物を分け、出しっぱなしの物は元の場所に戻し、収納場所がない物はどこに収納するかを決めましょう。
これらが終わったら、拭き掃除と掃除機に取りかかります。すべての作業を毎回やると時間がかかるので、片付けは『その都度する』ようにしましょう。
掃除の効率を上げるには、正しい順番を意識することが大切です。拭き掃除を先に行い、掃除機がけを工夫すれば無駄な手間を減らせます。
物の仕分けや収納の工夫など小さな習慣を積み重ねて、掃除にかかる時間を短縮しましょう。
[文・構成/grape編集部]