花粉の季節は『衣類の素材』に注目! 企業が教える花粉対策とは
公開: 更新:

※写真はイメージ

ペットボトルの底に磁石を入れて? 3時間後の結果に「次からコレ!」洗ったペットボトルを乾かす時、中だけがなかなか乾かず困ったことはありませんか。この悩みは、身近な『ある物』を使うとすっきり解決できます。牛乳パックを乾かす時にも使えるアイディアなので、ぜひチェックしてください。

廊下にカーペットを敷いてみて! 理由に「メリット多い」「買いに行く」家の中の寒さで、廊下の対策は難しいと感じませんか。部屋の中は暖かくても、廊下の寒さで一気に体が冷えてしまうこともあるかもしれません。企業がとっておきの対策を紹介します。
- 出典
- ニトリネット
花粉が舞う季節は、マスクや眼鏡などで『顔周り』の対策をしっかりする人は多いでしょう。
それにもかかわらず家の中にいても鼻がズルズルする、くしゃみが出るという場合は、外から花粉を持ち込んでいる可能性があります。
家の中に花粉が持ち込まれる原因はいくつかありますが、その中の1つが『衣類に付く花粉』です。
『株式会社ニトリ』が運営する通販サイト『ニトリネット』では、花粉が付着しにくい衣類の素材を紹介しています。
衣類を賢く選んで、花粉をシャットアウトしながらおしゃれを楽しみましょう。
衣類に花粉が付着するのは『静電気』のせい
※写真はイメージ
『静電気』と聞くと、冬を想像する人は多いのではないでしょうか。静電気は湿度が低い環境で起こるので、夏や梅雨時などの湿度が高い季節に比べ頻度は高くなります。
春は気温こそ高くなるものの、湿度は冬と大きく変わりません。そこに静電気を引き起こす最大の要因『摩擦』が加わることで、花粉を衣類に引き寄せてしまうのです。
衣類への付着は、主に『服と服の摩擦』によって起こります。「朝と夜は寒いから」と、コートやジャケットを羽織る時は要注意です。
基本的に綿や麻、絹は静電気が起こりにくいのだそう。これらの静電気が起きにくい素材を選ぶことで衣類への付着を防げるので、服を選ぶ時と同じように『衣類の素材』も選びましょう。
静電気を抑える『組み合わせ』を意識しよう
素材を選ぶ以外にも、『組み合わせ』を意識することがポイントです。
衣類をはじめとしたさまざまな物体には『電荷』という『電気の量』があり、摩擦により電荷が移動し、プラスまたはマイナスのどちらかに傾く状態を『帯電』といいます。
マイナスのものとプラスのもの、離れたもの同士であればあるほど静電気が起こりやすくなるという仕組みです。
帯電列が離れているナイロンとアクリルは、ナイロンとアセテートの組み合わせよりも花粉を引き寄せてしまいます。静電気を抑えるという点では、帯電しにくい麻と綿、絹が効果的なので、この3つをベースに組み合わせを考えましょう。
麻、綿、絹の衣類を持っていない場合は、上記の表を基に『近い物同士』を組み合わせるのがおすすめです。その上で『静電気防止スプレー』を活用すれば、花粉の付着をより効果的に抑え、家の中への持ち込みも防げます。
凹凸のある素材も花粉が付きやすい
ふわふわと起毛感のある衣類は温かいですが、多くの花粉をキャッチしてしまいます。素材に加えて、肌触りでも「花粉が付かないかな?」と意識してみるといいでしょう。
普段とは違う目線の服選びになってしまいますが、つらい季節を乗り越えるためにもぜひ取り入れてみてください。
[文・構成/grape編集部]