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ウエディングドレスを解体して? 生まれ変わった1着に「その考えはなかった」

By - ダミ  公開:  更新:

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顧客の声で分かった『サステナブルドレス』の新しい魅力とは?

スタッフの「環境に優しいドレスを作りたい」という思いから生まれた、『サステナブルドレス』。

2022年にレンタルを開始してから、多くの人がウエディングドレスとして着用してきたそうです。

『MIRROR MIRROR』で『サステナブルドレス』を提案する時の様子を聞くと…。

『MIRROR MIRROR』の壬生浩子さま

最初に「こちらのドレスは『サステナブルドレス』です」と、スタッフがお客様にしっかりと説明しています。
実際にドレスを見せて、手に取っていただくこともありますね。

「廃棄予定のドレスのパーツを再構築する」というと、どうしても『中古』『再利用』といったイメージが先行しがちです。

もちろん『アップサイクルドレス』は、傷んでいないパーツのみを選んでいるので、新品同様のきれいなドレス。

『MIRROR MIRROR』のスタッフは、2つの『サステナブルドレス』のコンセプトを顧客が理解できるように努めているといいます。

『MIRROR MIRROR』の壬生浩子さま

ここ数年は、サステナビリティに関心が高いお客様が多くなってきているんですよね。
デザイン性が決め手になって選ぶ方もいますが、環境に配慮されていることを理由に決める方も見られます。

中には、大量生産できない『サステナブルドレス』の希少性に惹かれる人もいるのだとか。

顧客の言葉によって、ドレスの新たな魅力が分かることがあるのですね。

『MIRROR MIRROR』の店内

ウエディングドレスの打ち合わせ場所

壬生さんには、実際に『サステナブルドレス』を選んだ方の、印象的なエピソードがあるそうで…。

『MIRROR MIRROR』の壬生浩子さま

『アップサイクルドレス』のジャケットドレスを着た瞬間に「これがいい!」と決めた、20代のご新婦がいらっしゃいました。

ドレスを選んだ理由をうかがったところ「デザイン性にも惹かれましたが、『サステナブルであること』が決め手になった」といってくださって。
『サステナブルドレス』の考え方に共感した上で着ていただけるということが、とても嬉しかったですね。

世の中では、環境に配慮されたウエディングドレスはまだ数が少なく、顧客の目には珍しく映るようです。

一方で、サステナビリティに関心を持つ顧客は年々多くなっているのだとか。

今後ますます『MIRROR MIRROR』の取り組みに賛同し、『サステナブルドレス』を着用する人は増えていくことでしょう。

『サステナブルドレス』の未来

2025年現在、環境について考え、地球に優しい行動をとることが、当たり前になりつつあります。

そんな中で『サステナブルドレス』を今後どのように発展させていきたいか、展望をお聞きしました。

『MIRROR MIRROR』の壬生浩子さま

『サステナブルドレス』は、継続していくことがとても大切です。

現在は、『アップサイクルドレス』と『ボタニカル・ダイ ドレス』を製作していますが、それらとは違うウエディングドレスで『SDGs』の取り組みをしていければと思っています。

『MIRROR MIRROR』の壬生浩子さま

例えば、日本の伝統工芸などとコラボレーションしたドレスを作るなど、『昔からある技術を守る』という視点からも『SDGs』に貢献していきたいですね。

新しい『サステナブルドレス』を作るにあたり、結婚式場のドレスや装花だけではなく、『伝統工芸』にも着目しているようです。

まったく新しい分野での挑戦になりますが、共通して『環境に配慮する』だけではなく『捨てない』『途絶えさせない』という思いが感じられます。

そこには、スタッフの人たちが共通してもっている『ある想い』があるようで…。

『MIRROR MIRROR』の壬生浩子さま

サステナビリティは、『循環』がポイントになると感じています。

ウエディングドレスの生地や、結婚式で使われた装花は、人々の幸せを吸収してきた素材なんですね。
『サステナブルドレス』を通して、目に見えない『幸せの記憶』を、次に結婚式を行う方へ循環させていきたいと思っています。

『MIRROR MIRROR』のドレス

『サステナブルドレス』

ウエディング事業に携わっているスタッフだからこそ、目に見えない『幸せ』にも焦点を当て、循環させたいという考えに至ったのでしょう。

現在は、結婚式場で使われたドレスや装花が中心の『サステナブルドレス』。

人々が『幸せ』を感じた素材という視点から、可能性はさらに広がっていきそうですね。

ウエディングドレスを探している方は、『MIRROR MIRROR』に足を運んでみてはいかがでしょうか。

『幸せ』がたくさん詰まった『サステナブルドレス』が、あなたを待っているかもしれませんよ。


[文・構成/grape編集部]

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