函館で震度6弱を観測するも大きな被害なく「北海道すごい…」
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2016年6月16日14時21分ごろ、北海道函館市で大きな地震が発生しました。気象庁の発表では、地震のマグニチュードは5.3、震源は内浦湾、深さは11キロとのことです。
北海道函館市川汲町で震度6弱を観測。ほか、北海道から東北地方にかけて震度5弱から1を観測しました。
幸いなことに、大きな被害を受けた地域はなく、けが人も女性一人が軽傷を負っただけで済みました。また、新幹線の運行は平常通り。在来線はダイヤ乱れが発生した程度です。電気・水道・ガスなどのライフラインにも影響がありませんでした。
震度6弱という大きさから、震源に近い地域を案ずる人は多かったことでしょう。4月に熊本地震が発生したばかり。国民の地震に対する警戒心がかなり高くなっているさなかでした。
Twitter上では、函館在住の人たちからは「大丈夫」との報告がありました。
震度6弱が観測されたとはいえ、市街地は大きく揺れなかったようです。地震を体感した方からのツイートからも読み取れます。
「北海道の人大丈夫?」はくくりが大きすぎ
函館で大きな揺れがあり、Twitter上では札幌在住の人に対して「大丈夫?」という呼びかけもされていました。
ですが、地図を重ね合わせてみると…。
この地震の震源地付近と札幌市を比べても、和歌山県の最南端から滋賀県までと同じくらいの距離があります。
北海道の大きさを改めて知るきっかけになったかもしれません。
地震への警戒は続けて
震度6弱という地震が発生しながらも、特に大きな混乱がなかったこの日。改めて日本が地震大国であることと、地震への耐性の高さに驚かされました。
この日は大きな被害は報告されなかったものの、地震への備えが常に必要です。熊本地震の際も、大きな揺れの前震のあとに本震がありました。気象庁は、当分の間はこの日と同規模の地震に注意が必要と呼びかけています。
現地の方は余震も続き、不安をおぼえていることでしょう。このあと大きな揺れが起こらないことを願うばかりです。