腕を失ったタトゥー職人 世界初の『タトゥー義手』で右腕を取り戻す By - grape編集部 公開:2016-06-18 更新:2016-06-18 タトゥー義手 Share Post LINE はてな コメント 出典:Facebook 人間の体に繊細な絵を描く、タトゥー職人。彼らにとって、自分の腕は大切な商売道具であり、誇りです。 フランスのリヨンに住むタトゥー職人・JC Sheitan Tenetさんは、22年前のある日、不幸な出来事で右肘の下から半分を失う悲劇に遭いました。 「利き手を失っても、タトゥーを彫り続けたい・・・」 そう強く思ったJC Sheitan Tenetさんは、左手でタトゥーを彫る練習を開始。そして、職人として復帰を果たしました。 Jc Sheitan Tenetさんの投稿 2014年12月2日 そんな彼に、ある日ひとりの男性が声をかけました。フランスのアーティスト・Jean-Louis Gonzalezさんです。 腕を失ってなおタトゥー職人として生きる彼に、男性はこう言ったのです。 「君に、タトゥーを彫ることのできる義手を贈りたいんだ!」 電動ミシンとレコードプレイヤーの部品で作られた、この義手。見た目が近代的なだけではなく、練習さえすれば細密なタトゥーを彫ることができるうえ、腕を360度回転させることもできます。 また、体の負担にならないよう軽量化され、電源コードなども邪魔にならないよう配慮されているそうです。 So many questions so please , read and share a lot, thank you all.Jc Sheitan Tenetさんの投稿 2016年6月11日 Jc Sheitan Tenetさんの投稿 2016年6月10日 Jean-Louis Gonzalezさんは、この義手についてこうコメントしています。 「現段階ではまだ試作品で、これから更なる改良を重ねていく予定だ。いつかは5本の指も動かせるようにしたいと思っているよ。 目標は、本物の手よりも便利の扱うことのできるマシンだ!」 最先端の技術によって、失った右腕で再びタトゥー職人として生きることができたJC Sheitan Tenetさん。その喜びは計り知れないほどでしょう。 これからも、その『自慢の腕』で、素敵な作品を生み出してくださいね。 出典 The world first tattooing prosthetic Arm!/The world first tattooing prosthetic Arm!/Jc Sheitan Tenet Share Post LINE はてな コメント
人間の体に繊細な絵を描く、タトゥー職人。彼らにとって、自分の腕は大切な商売道具であり、誇りです。
フランスのリヨンに住むタトゥー職人・JC Sheitan Tenetさんは、22年前のある日、不幸な出来事で右肘の下から半分を失う悲劇に遭いました。
「利き手を失っても、タトゥーを彫り続けたい・・・」
そう強く思ったJC Sheitan Tenetさんは、左手でタトゥーを彫る練習を開始。そして、職人として復帰を果たしました。
そんな彼に、ある日ひとりの男性が声をかけました。フランスのアーティスト・Jean-Louis Gonzalezさんです。
腕を失ってなおタトゥー職人として生きる彼に、男性はこう言ったのです。
「君に、タトゥーを彫ることのできる義手を贈りたいんだ!」
電動ミシンとレコードプレイヤーの部品で作られた、この義手。見た目が近代的なだけではなく、練習さえすれば細密なタトゥーを彫ることができるうえ、腕を360度回転させることもできます。
また、体の負担にならないよう軽量化され、電源コードなども邪魔にならないよう配慮されているそうです。
Jean-Louis Gonzalezさんは、この義手についてこうコメントしています。
「現段階ではまだ試作品で、これから更なる改良を重ねていく予定だ。いつかは5本の指も動かせるようにしたいと思っているよ。
目標は、本物の手よりも便利の扱うことのできるマシンだ!」
最先端の技術によって、失った右腕で再びタトゥー職人として生きることができたJC Sheitan Tenetさん。その喜びは計り知れないほどでしょう。
これからも、その『自慢の腕』で、素敵な作品を生み出してくださいね。