ゆで卵の殻が驚くほどむけた 水に入れた『ひとさじ』の正体とは?
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冷蔵庫に入れ忘れた缶飲料 10分でキンキンになる方法に「助かる」「真似する」缶飲料を冷やし忘れた時、がっかりしてしまう人も多いでしょう。自宅の冷蔵庫を使って、わずか10分でキンキンに冷やす方法を紹介します。ぬるいまま我慢して飲む前に、ぜひ試してみてください。

「搾り器よりラク!」 レモン絞りの裏技に「目からウロコ」「やってみる」【便利な下処理4選】『レモン搾り器』はレモンの果汁を搾る時に活躍しますが、すべての果汁を搾り取るにはレモンを何度もこすらなくてはなりません。時間をかけず、力も使わず、「簡単にレモン果汁を搾りたい」という人は、『あの食器』を使ってみましょう。
- 出典
- ibu_kurashi
冷蔵庫の奥に、使いかけの『レモン果汁』が眠っていませんか。
使い道に困った時におすすめなのが、『家事ハック』を投稿している、いぶ(ibu_kurashi)さんがInstagramで紹介している、『ゆで卵に使う方法』です。
賞味期限間近のレモン果汁があったので、いぶさんが紹介する5つの裏技から3つを実際に試してみました。
ゆで卵の殻がポロポロむけた!
卵をゆでる際にレモン果汁を3〜5%の割合で加えると、殻がむきやすくなるそうです。
5%のレモン水を作るために、お湯1ℓに対し、レモン果汁を50㎖入れました。
普段通りに卵をゆでたら、流水で冷やして殻をむいていきましょう。
もともと茶色だった殻が、まだら模様になっていました。普段のゆで卵よりも殻が柔らかく、ポロポロと崩れるように剥がれていきます。
一瞬でツルンとはいきませんが、白身に殻がくっ付くことなく気持ちよくむけました。
これは、殻の主成分の『炭酸カルシウム』が、レモン果汁に含まれる『クエン酸』と反応するため。この反応で殻が柔らかくなり、むきやすくなるそうです。
タマネギの辛みを取ってくれる!
500㎖の水に、レモン汁を50㎖加えて、10%のレモン水を作りました。
薄切りにしたタマネギを、レモン水に5分ほどさらしましょう。
水を切ったら完成。実際に食べてみると、辛みが驚くほど和らいでいました。
タマネギの辛みの原因となる『硫化アリル』などの『硫黄化合物』は、水に溶けやすい性質があります。
水にさらすだけでも辛みを和らげることができますが、レモン果汁を加えると、硫黄化合物がさらに短い時間で抜けやすくなるそうです。
加えて、レモンのさわやかな風味が引き立ち、おいしく食べられました。
生クリームのホイップが短時間でできる!
レモン果汁は、『生クリーム』を手早く泡立てたい時にも活躍します。
200㎖の生クリームに、砂糖15gと、生クリームの全体量の1%に当たるレモン果汁2㎖を加えましょう。
泡立て器や電動ミキサーで泡立てていきます。
2分ほどで、ふんわりとした生クリームのホイップができ上がりました。いぶさんによると、ホイップが完成するまでの時間を3分の2ほど短くできるそうです。
生クリームは泡立てることで『脂肪球』がくっ付き、ホイップ状になります。
そこにレモン果汁を加えると脂肪球がさらにくっ付きやすくなり、生クリームが早く泡立つのだとか。
食べてみるとレモンの酸味はまったく気にならず、さっぱりとした味わいに仕上がっていました。
レモン果汁を加えて泡立てた生クリームは、形が崩れにくくなるそうです。
レモン果汁には、さまざまな使い道があります。料理を手早く済ませたい時や、仕上がりをきれいにしたい時に、ぜひ活用してみてください。
[文・構成/grape編集部]