侵入も卵も防げる! 家庭でできるゴキブリ対策に「安心の知恵」「暮らし守れる」
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玄関灯に集まるユスリカをどうにかしたい! 企業が教える2つの対策に「なるほど」玄関灯に集まってくるたくさんの虫のうち、蚊のような見た目をしているのが『ユスリカ』です。蚊とはまったく違う虫なので人間を刺すことはありませんが、大量に飛ぶことで不快な気持ちになります。効果的な対策で、ユスリカが寄りつくのを防ぎましょう。

ゴキブリの卵、どこにあるか知ってる? 見つけた時の対策方法に「早速やる」どこからともなく現れるゴキブリは、見かけるだけで不快になる存在です。ゴキブリは一度侵入すると、暗くて湿った場所に卵を産み付け、あっという間に数が増えてしまいます。卵を産ませない環境づくりや、見つけた段階で駆除することが大切です。
- 出典
- ライオンケミカル
家の中で出会いたくない害虫の代表格といえば、ゴキブリでしょう。
「1匹見たら100匹いる」といわれるように繁殖力が高く、放っておくと一気に数が増えてしまいます。
卵を産みやすい環境であるほど居座られてしまうので、繁殖を防ぐにはゴキブリを寄せつけないことが何よりも大切です。
そこで本記事では、ゴキブリの侵入や産卵を防ぎ、快適な住まいを守るために家庭でできる対策を紹介します。
自宅でできる!ゴキブリ対策の基本
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ゴキブリを寄せつけないためには、日常のちょっとした工夫が大切です。ここでは、自宅で手軽に実践できる予防のコツを5つ紹介します。
1.侵入経路を塞ぐ
ゴキブリの産卵を防ぐ最大の対策は、成虫を家に入れないことです。成虫であっても3mmほどの隙間も通り抜けられるため、玄関やサッシ、網戸のわずかな隙間も侵入経路になります。
家庭用品や医薬品、工業用品などを手がけている、ライオンケミカル株式会社のウェブサイトでは、ゴキブリを寄せつけない方法について、以下のように説明していました。
主な侵入経路としては、網戸やドアの隙間、換気扇や通気口、排水周りやエアコンのスリーブ穴などが挙げられます。
市販の隙間テープやフィルター、防虫網、穴埋めパテ、防虫キャップ、水切りネットといったアイテムを組み合わせることで、侵入を防げるでしょう。
少しでも隙間があると入り込んでしまうため、丁寧に塞ぐことが大切です。塞いだ後も定期的にチェックし、新たな隙間ができていないかを確認しましょう。
2.ダンボールや紙類を放置しない
ゴキブリは種類を問わず、「暗くて狭い外から見つかりにくい場所」を産卵場所に選びます。
特にダンボールは格好の隠れ家になるため、不要なものは早めに処分しましょう。
紙袋や雑誌なども積み上げたままにせず、定期的に整理整頓を行うことが大切です。
3.エサを残さない習慣をつける
ゴキブリは雑食性で、食品の残りかすはもちろん、髪の毛やホコリまで食べてしまいます。
・台所の生ゴミはため込まず、毎日処理する。
・排水口やシンクのぬめりをこまめに掃除する。
・ペットフードや飲み残しを放置しない。
こうした小さな心がけが、ゴキブリの定住を防ぐ大きなポイントです。
4.精油を使う
ペパーミントやレモングラスなどの精油は、ゴキブリが嫌う香りです。
コットンに含ませてシンク下に置いたり、スプレーとして散布したりすると、侵入防止に役立ちます。
ただし、精油は猫にとって有害な成分を含む場合があるため、猫を飼っている家庭では使用を避けましょう。
5.卵を見つけたらすぐに処理する
ゴキブリの卵は、『卵鞘(らんしょう)』と呼ばれるカプセル状の殻に守られており、黒ゴキブリでは15〜20個、チャバネゴキブリでは30〜40個の卵が入っています。
種類によって差はありますが、20〜60日ほどで孵化するのが特徴です。
卵を見つけた場合は、ビニール袋に入れて潰したうえで口を固く縛って捨てるか、熱湯をかけて孵化を防ぐかの処理を必ず行ってから廃棄しましょう。
いずれの場合も、卵を直接触るのは不衛生なので、トングなどを使うと安心です。
卵のままゴミに出してしまうと、収集日までに卵が孵化してしまう恐れがあるため、処理を徹底してください。
日常の小さな習慣を積み重ねることで、ゴキブリが住みにくい環境を作れます。ほんの少しの工夫が、安心して過ごせる快適な住まいを守ることにつながるでしょう。
[文・構成/grape編集部]