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ホコリってどこからくるの? なぜグレーなの? 対処法は?

By - grape編集部  公開:  更新:

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気づくと、いつの間にか部屋の隅にたまっているホコリ。一体どこからくるのか、疑問に思ったことありませんか?

そんな身近な厄介者のアレコレをご紹介します。

そもそもホコリって何者?

ホコリの正体は、身の回りにあるものの小さな欠片。大半は綿ぼこりと呼ばれる服や布の繊維ですが、それだけではありません。

清掃サービスで知られるダスキンが調べたところによると、ホコリの成分の割合は「繊維」が56%、次に多いのは「土や砂」で27%、次いで「食物」が4%、「毛髪」3%、「紙片」2%、その他が8%という結果だそうです。

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そんなホコリ1gの中には、ダニが1000匹いると言われています。綺麗にしておくに越したことはありませんね。

なんで色が『グレー』なの?

なぜ様々な色をした繊維が集まっているにも関わらず、ホコリの色はグレーなのか。

それは、いろいろな絵具を混ぜると黒っぽくなるのと同じ原理。

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青、赤、黄が混ざり合うため、黒っぽく見えるんですね。肉眼では灰色に見えるホコリも、顕微鏡で覗くとしっかり色が分かれているのがわかります。

なんで掃除したばかりなのにすぐ積もるの?

ホコリは空気の流れによって舞い上がります。人が動く場所では頻繁に空気の流れが起こるため積もりにくく、部屋の隅など空気の流れが少ない場所では溜まりやすいです。

部屋を掃除したあとすぐホコリが溜まってしまうと感じるのは、掃除をする前と最中にホコリを舞いあげてしまい、掃除した後にそのホコリが降り積もっている可能性が高いです。

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部屋の掃除を始めるとき、最初から掃除機をかけるとホコリを舞い上げてしまいます。先に乾拭きなどしてから掃除機をかけると、掃除あとにすぐホコリが積もることを防止できます。

また、人の動きがある日中ではなく、起床直後や仕事から帰ってきたあとに行うと、舞い上がっているホコリが少ないため一度の掃除で済みます。

ホコリを溜めないために

ホコリが溜まりにくい部屋作り

ホコリはとにかくカドが好きです。ホコリを溜まりにくくするためには、どれだけ部屋にあるカドを減らせるかも重要になります。

大きさの違う家具を置いてしまうと凸凹になってカドが増えるため、ホコリがたまりやすくなります。なるべく同じ大きさの家具で揃えたり、家具による凹凸を作らないよう心がけた配置をすると、掃除をする場所が減ります。

静電気でホコリがつく電化製品のホコリ防止

電化製品は静電気の影響で、空気中のホコリが吸着するためにホコリがたまりやすいです。

これを防止するためには、静電気を抑える効果のある柔軟剤を活用しましょう。

水で薄めた柔軟剤(水1リットルに対して5mlほど)を布に少量つけ、拭くと静電気が抑えられてホコリが積もるのを防止してくれます。手垢などもつきにくくなるので一石二鳥ですね。

電化製品は水に弱いので、水の量にはくれぐれも注意してください。

服や布製品はなるべくしまう

ホコリの多くは繊維でできています。服や布製品が部屋にあるほど、ホコリは溜まりやすい傾向にあるといえます。

着ない服はなるべく押し入れやクローゼットにしまうと、部屋にホコリが積もりにくくなります。

身近なホコリのあれこれ、いかがだったでしょうか。生活をする以上、ホコリとの関係は切っても切れないもの。なるべく効率よく対処していきたいものですね。

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