水面に浮かぶ円すい形の木々 まるで日本ではないような癒やしの光景
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森の中を歩いていると、突然目に飛び込んできた何とも不思議な風景。沼の水面から生える円すい形の木々が立ち並んでいます。
まるで外国のような風景ですが、ここは日本。九州大学の演習林「篠栗九大の森」(福岡県篠栗町)の中にある蒲田池です。
出典:YouTube
この不思議な植物は、北アメリカ原産の「ラクウショウ」(別名ヌマスギ)というヒノキ科の針葉樹。湿地を好み、池のほとりなど根元が水に浸るような場所でも生きることができる不思議な木です。
根元からは、水の中にある根に酸素を取り込むための「気根」がにょきにょきと、タケノコのように突き出しています。
出典:YouTube
このラクウショウはここに自生していたものではなく、1977年に九州大学が生態研究のために植えたもの。現在は樹高20mほどにまで育ち、春は若葉、夏は新緑、秋は紅葉そして落葉と、四季折々の神秘的な姿をみせてくれます。
出典:YouTube
その美しい森の姿をごらんください。
篠栗九大の森は、開演時間中なら自由に見学ができますが、蒲田池の水は農業用水として使われているため、農繁期には池の水が減ってラクウショウの根が冠水する様子が見られない日もあるそうなので、要注意。
近くに行く機会があれば、ぜひ一度、この神秘の世界を体験してみてくださいね!