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24時間営業や深夜営業。
「とても便利」という声がある一方、「本当に必要なのか?」「従業員の長時間労働の原因になっているのでは?」といった意見が寄せられることもあります。
そんな中、ファミリーレストランの『ロイヤルホスト』が2017年1月までに深夜営業を廃止することを発表しました。
早朝や深夜などの営業時間短縮を進めることで、従業員の労働環境を改善することが狙いとされる一連の問題。一方で、「売上の減少をどこまで受け入れることができるか」という部分で、企業が深夜営業廃止に二の足を踏む気持ちも理解できます。
モスバーガーの元店長が経験談をツイート
しかし、Twitterユーザーの西山雄一 (@nishiyamayuichi)さんは、自身がモスバーガーの店長だった時代の体験を踏まえ、「24時間営業を止めることは、企業にとってマイナスなことばかりではない」とツイートし、注目を集めています。
24時間営業を廃止した結果、売上は24時間営業だった頃の80%までに減少。
しかし、人件費の抑制効果によって利益は120%になった。
つまり、企業としての収支はプラスになったと言うのです。
「20年前ですらこうだった」と語る西山さんのツイートに、多くのコメントが寄せられます。
もちろん、この西山さんのケースがすべての業種、どんな立地の店にも共通するとは限りません。
しかし、結果的に利益は増加したという1つの好例として、「深夜営業」「24時間営業」を見つめなおすキッカケにすべきという意見も寄せられていました。
ちなみに、このツイートを読んで「西山さんと当時の上司との関係は大丈夫だったの?」といった質問もありましたが、「心配無用!」とのこと。
西山さんは会社を離れた今でも「モスバーガーが大好き」と語っています。
上の人間が「非を認めて謝る」ことができる企業だったからこそ、20年も前に「24時間営業を止める」という、企業にとっても従業員にとってもプラスになる大きな決断をできたのかもしれません。